どんな仕事においても、数字というのは非常に重要です。1番重要といっても過言ではないかもしれません。
ナイトワークの世界でもそれは同じで、すべての数字には意味があります。
この数字を把握し、理解し、改善することができる者はどの会社に行っても、何の仕事をしても必ず重宝されるでしょう。
今回は、ナイトワークの世界における必要な数字に関して説明していきますので、将来幹部になることを目指している方には特に参考にして頂ければと思います！
夜職の世界で男性が意識しないといけない「数字」とは？
夜職の仕事には、日々の仕事の中であらゆる「数字」が付きまといます。
続けていく中で、数字を見るのも嫌になってしまうときもあるでしょう。
しかし、店舗の幹部スタッフはもちろん、男性社員も「数字」を意識し、理解し、改善していかなければなりません。
店舗の幹部が意識しないといけない「数字」というのはいくつもあります。
店舗にとって必要な数字とはいったい何なのでしょうか？1つずつ説明を踏まえてご紹介させて頂きます。
売上・原価・利益の数字
店舗にとって1番大切な売上です。また、この売上に伴う原価と利益です。
売上とは、お客様がいくら使ってくれたか、を指します。
各店舗によって売上の目標金額(予算)は異なりますので、把握していない方は上司に確認しましょう。
次いで、原価と利益。
原価とは、いわゆる出費です。家賃や、人件費や、飲料・食材の仕入れなどがあたります。利益は売上から原価を差し引いたものです。
店舗の責任者や幹部スタッフは毎月常に、この売上・原価・利益を意識し、理解し、改善していかなければなりません。
店舗の売上と利益の平均水準や詳しい説明をしている記事があるので、こちらもぜひチェックしてください。
→ナイトワーク業界の店舗売上と利益の平均水準を大公開！
お客様の入客数/入客組数の数字
1日/1ヵ月の営業の中で、何人/何組のお客様が来店されているのかを確認できます。
この数字を把握すれば、1～2名の少人数で飲みに来るお客様が多いのか、3名以上の団体のお客様が多いのか分かります。
当然団体で来店されるお客様の方が基本的には売上が上がります。
この数字からキャストの傾向が読み取れ、てこ入れをする必要性も出てきます。
個人のお客様が多いということは、おとなしく会話を楽しむキャストが多い、団体客が多いということは、飲んで騒げるキャストが多い、と読み取ることができます。
毎月お客様の入客数・入客組数を知ることで、店舗の定めるコンセプトと客層が合っているのか確認する必要があります。
店舗の定めるコンセプトの重要性を説いた記事もありますので、幹部の方、幹部を目指している方はぜひこちらも確認しておきましょう。
→キャバクラの幹部必見！店舗コンセプトの重要性！
キャストの成績/キャストのお給料の数字
キャストのお給料に対しての成績も非常に重要です。
キャストの成績が良ければ時給を上げなければなりませんし、逆にキャストの成績が悪ければ時給を下げなければなりません。
そのためのミーティングをマネージャーはキャストとし、常にキャストの成績とお給料を把握しとかなければなりません。
キャストの成績に対して適正な時給を提示しないと、店舗は出費が嵩み、潰れる要因の1つとなってしまうでしょう。
マネージャーの仕事内容をまとめている記事もありますので、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
→キャバクラの黒服・マネージャーの仕事内容とは？給与も公開！
キャストの出勤人数の数字
店舗にとって、毎日の営業でキャストの出勤人数は非常に重要です。
お客様がたくさん来てくれても、キャストの数が足りていなければお客様の入店をお断りしなければならなくなります。
そうならないためにも、お客様の入客数とキャストの出勤人数がバランス良く取れるようにしなければなりません。
曜日によってキャストの出勤人数は異なり、週末になるにつれて多めに設定されています。
マネージャーを目指している方は、キャストのシフトがしっかり取れているのか、毎日の営業でキャストの出勤人数を意識してチェックするようにしましょう。
キャストのシフトに関しての記事もありますので、併せて参考にしてみましょう。
→ラウンジが雨や雪の日の営業にキャストの出勤を多く取る理由
夜職の幹部スタッフを目指すなら、今のうちから数字を意識しよう
いま挙げさせて頂いた数字は一例に過ぎず、細かい数字も含めれば、もっともっと見なければならない「数字」はあるでしょう。
ただ、ここで挙げた数字はマネージャーを目指すのであれば、必ず意識してチェックしなければなりません。
当然早ければ早いほど良いので、幹部スタッフを目指す男性は明日の営業から意識するようにしましょう！
低迷している数字には必ず理由がある、「なぜ？」を突き止める重要性
数字を見ていると、必ず落ち込む数字が出てきます。
当然店舗としては、数字が落ち込めば改善策を打ち出し、改善させていかなければなりません。
そういった役目を担うのが、マネージャー、店長といった幹部になります。
マネージャーを目指している方は、数字を見て理解した上で、改善策を考える癖を付けておいた方が良いでしょう。
どんなことにも理由はあります。
常に「なぜ？」と疑問を持つようにし、その「なぜ」を突き止める癖があるのと、ない、とでは大きな差がうまれてきますので、早い段階で習慣づけるように意識しましょう。
まとめ
今回はナイトワークの世界における「数字」の重要性と一部数字の解説をしましたがいかがでしたか？
数字に対して苦手意識を持っている方も多いかもしれませんが、「数字」は必ず克服しなければいけないことで、これを克服しないと店舗の幹部にはなれないでしょう。
店舗の幹部を目指している方は、先だって意識して日々の営業における「数字」を見るようにしてください！
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