キャバ嬢ならぬラウンジ嬢。
いわゆる会員制ラウンジに勤務している女性キャストのことを指します。
一見キャバクラと同じように見える会員制ラウンジですが、キャストの働き方はキャバクラと比較しても異なります。
また、ラウンジには未経験のキャストも多く勤めており、キャバ嬢を管理するのと方法・手法が異なってきます。
今回の記事では、筆者が実際に会員制ラウンジで勤務していたときの体験を元に、ラウンジ嬢の特徴とその接し方について詳しく解説していきます。
キャバ嬢と比べると、ラウンジ嬢は特徴や扱い方が多少異なりますので、ぜひ参考にして頂ければと思います！
キャバ嬢とラウンジ嬢の違いは？
冒頭説明したようにキャバ嬢とラウンジ嬢は働き方や属性が異なります。
そもそもラウンジ嬢の方々にはどのような特性・属性があるのでしょうか？？
キャバ嬢との対比でその特徴を見ていきましょう！（あくまでも筆者の主観です）
ビジュアル・属性
昨今、「港区女子」というワードが広く認知されてきましたが、ラウンジ嬢たちは正にその体現者と言えます。
会員制ラウンジはナイトワーク未経験の女子大生なども多く採用しておりますので、どちらかと言えば清楚・素人系が多く、キャバ嬢と比較すると、昼職の副業でラウンジに勤める女性の比率が高いです。
また、ラウンジは会員制であるため、芸能活動やアイドル活動をしているような普段露出の多い業界に従事されている女性が、お忍びで働いていたりするのもラウンジ嬢の特色と言えるでしょう。
逆にキャバクラは、売上ノルマやペナルティ、出勤ノルマなどがあるため、副業として働いている女性はラウンジほど多くはありません。
基本的に店舗の前には大きな看板を出し、大々的にやっている店舗も多いため、身バレを恐れる芸能系の女性が働いていることは少ないです。
営業力
営業力の差としては、ラウンジは売上や出勤のノルマを課さない採用パターンが多くあるため、キャバ嬢と比較すると、集客に対する仕事意識が薄い女性が多く見受けられました。
そのため、キャバクラでの熾烈な売上レースで疲弊した有名キャバ嬢がノルマの緩いラウンジ業界へ移籍してくる、という現象もしばしば見受けられます。
また、接客においても、指名のないお客様に付いた際、キャバ嬢は連絡先交換は必須ですが、ラウンジ嬢は自ら連絡先を交換するということがほぼありません。
お客様との連絡のやり取りもそうですが、ラウンジ嬢とキャバ嬢では、誘客する仕事意識はキャバ嬢の方が圧倒的に高いです。
アルコール耐性、給与形態など
キャバ嬢、ラウンジ嬢、どちらがお酒をたくさん飲むかというと、どちらとも言えないですが、アルコールに関しては、ラウンジは飲めないキャストも多く、キャストが注文するドリンクがほぼアルコールが入っていない、ということもザラにあります。
給与形態に関しては、ラウンジもキャバクラも基本的には時給性となります。
しかし、ノルマやペナルティや出勤シフトなど、求められるものがキャバクラの方が多いため、時給もキャバクラの方が高くなります。ラウンジはキャストのシステムが緩い分、時給もキャバクラと比べると低くなりますが、ラウンジ嬢の中にはキャバクラと同様に売上高によるインセンティブ制をミックスして契約に織込むパターンも中にはあります。
ラウンジ嬢をうまく扱うコツとは
ラウンジ嬢たちとうまく接していくためには、前述の通り、女性ひとりひとりの属性をしっかりと見極めることが重要と考えます。
昼職と兼業で働いているのか、芸能の仕事をしているのか、ナイトワークの経験値の有無、顧客リストの中にバッティングしてはいけない業界のお客様がいないか、など属性を把握した上で、ミーティングなどをしていきます。
まずはキャスト1人1人の属性をしっかり把握した上でコミュニケーションを取り、気にかけてあげることが大切です。
キャストのシフトが減ってしまったときの対処法に関してまとめている記事もあるのでチェックしてみてください！
→キャストのシフトが減ったときマネージャーがすべきことは？
ラウンジ嬢に成績を出させるには？
ラウンジでキャストに売上ノルマを課さないといっても、売上がないとキャストにお給料は支払えなくなりますし、店舗は潰れてしまいます。
キャストには、もちろん店舗の営業方針を理解し、実行していただく必要はありますが、お店側の意向の押付けになってしまってもキャストのモチベーションやパフォーマンスが上昇することは少ないでしょう。
単純に成績を管理するだけではなく、きちんと対話を重ねることが重要と言えます。
成績の伸ばし方について、詳しくはこちらの記事で解説させていただいておりますので、是非チェックしてみて下さい！
→会員制ラウンジ元マネージャーが語る「キャストの成績の伸ばし方」
まとめ
今回はキャバ嬢とラウンジ嬢の対比をしながら、ラウンジ嬢の特徴について説明させていただきました。
店舗で働く男子スタッフは、キャストとうまく意思疎通が図れないといけません。
その上で、キャストとのコミュニケーションは必須ですし、相手を理解することが重要です。
他にも参考になる記事のご用意もあるので、興味のある方は参考にしてみてください！
→ラウンジとキャバクラではマネージャーの働き方が異なる！
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