キャバクラの男性スタッフのポジションと難易度

キャバクラを運営する上で、男性スタッフ(黒服・ボーイ)の業務は割り振られるセクションによってそれぞれ内容が異なります。
そして、それぞれのポジションが正しく連動することで、円滑に営業を行うことができます。
日替わりで男性スタッフのポジションの入れ替えを行っている店舗なども多く、複数のポジションこなせるスタッフは重宝され、出世や昇格の査定にも有利です。

今回の記事では、キャバクラにおける男性スタッフのポジション毎の役割と、その難易度について詳しく解説させていただきます。

今回の記事とは別で「男子スタッフに求められる多様性」について解説している記事もあるので、こちらも参考にしてみてください！
→現在のナイトワークで男子スタッフに求められる多様性とは？

多くの男性スタッフはホール業務を覚えることからスタートする

バーテンダーやキッチンといった専門性の高いポジションを除くと、経験の有無に関わらず、多くの男性スタッフはホール業務を担当しながら店舗のいろはを覚えていきます。
新入スタッフは、最初の関門となるホール業務を習得すると、次のセクションへ進めます。

それでは、各ポジションの役割を順番に見ていきましょう。

この記事の他にも、「ナイトワークの業界用語」についてまとめた記事もありますので、併せてチェックしてみて下さい！
→ウェイター・ボーイ必見！ナイトワーク業界用語辞典！

ホール、ウェイター

難易度：★

店舗のホール業務全般を担当します。
オーダー受け、提供、交換物(アイスペール、ミネラルウォーター、灰皿など)の補充、バッシングなどなど、キャバクラで働く男性スタッフとしてのベースとなる動きを習得します。
トレンチワークなどもここで習得します。

フロント、ポーター

難易度：★★

来店されたお客様に最初に対応する、言わば『お店の顔』となるポジションです。
お客様のお名前と顔を覚えていること、指名する女性キャストの有無などの確認作業をつつがなく行えることが重要です。

キャッシャー、クローク

難易度：★★★

伝票の管理や、会計作業、電話応対や手荷物の預かり、空席管理などを行います。
お客様のご予約や、貴重品・お金を扱うセクションですので、ミスをしない慎重さが必要です。
また、店舗によっては女性キャストの給料計算などもこのセクションが担うため、比較的ベテランスタッフが登用されます。

バーテンダー

難易度：★★

キャバクラにおけるバーテンダー業務は、質もさることながらスピードが重要視されます。
オーダーを受けてから提供するまでの時間を縮めるために、様々な工夫を凝らす必要があります。
ソムリエやワインエキスパートなど、より専門性の高い資格を取得すると、役職手当が貰えます。

この記事に関連して、「キャバクラでソムリエやワインエキスパートが重宝される理由」についてまとめた記事もありますので、併せてチェックしてみましょう！
→ナイトワーク業界でのソムリエ、ワインエキスパートの重要性

キッチン

難易度：★〜★★★

店舗のフードメニューに対する力の入れようによって、難易度は異なります。
簡単な加熱調理や盛り付けのみであればすぐに習得可能ですが、オリジナルメニュー(やその考案)といったある程度の経験が必要な業務を担当する場合、難易度は高まります。
また、このセクションはスタッフの賄いを担当することも多くあるようです。

高級イタリアンやフレンチなどで勤務経験のある男性は、より高いお給料で採用される店舗もあるので、求人情報をチェックしてみましょう。

フラワー

難易度：★★★

店舗によっては、フラワーと呼ばれるセクションが存在します。
お客様のセット時間の終了が迫っているテーブルに延長交渉をしに行ったり、チェックが入ったテーブルに会計をお持ちしたりするのが主な業務です。
フロアのタイマー役とも言えるポジションですので、各セクションとの連携が最も多い役回りと言えます。

付け回し、ラッキー

難易度：★★★★★

キャバクラの営業の中では最高難易度と言われるポジションが付け回し、ラッキーです。
女性キャストをお客様の嗜好に合わせて的確に配席する業務を指し、店舗の業績に直結するため、その責任は極めて重大と言えるでしょう。
習得までに3年という言葉があるように、場合によっては習得までにかなりの年月を要する場合もあるようです。

「会員制ラウンジ元マネージャーが語る「キャバクラにおける付け回しの鉄則」について経験者が詳しく解説している記事もありますので、こちらも併せて参考にしてみてくださいね。
→男性スタッフ必見！キャバクラの付け回しマニュアル

キャバクラの営業に関連するその他の業務

キャバクラには営業外でも様々な業務が存在します。
ヘアメイクや送りドライバー、開発と呼ばれるスカウト部門など、直接的に営業には関わらないものの、男性でも応募できるポジションばかりです。

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まとめ

今回の記事では、キャバクラの男性スタッフのポジションと難易度について詳しく解説させていただきました。

キャバクラ業界でのキャリア形成を考えると、まずは付け回しを担当するまで最短で突き進むことが大切と言えます。
本当の意味で付け回し業務を習得できれば、独立という次のステップも視野に入ってくるでしょう。
大きな目標を掲げて努力を怠らない男性には、大いなる成功のチャンスが必ず訪れる業界と言えますので、是非積極的にチャレンジしてみて下さい！

この記事の他にも、「男性スタッフが独立する際の注意点」についてまとめた記事もありますので、併せてチェックしてみましょう！
→男子スタッフが独立して店舗を立ち上げる際の注意点を解説！

MEN’S JOB(メンズジョブ)では他にも、「人ができないスキルを学ぶことが重要な男子スタッフ」について解説している記事など、経験者にも未経験者にも役立つ記事をたくさんご用意しております！
気になる方は、お時間のある際にぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね♪
→夜職で働く男性（メンズ）は人ができないスキルを学ぶべき

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