男性スタッフ必見!キャバクラの付け回しマニュアル

男性スタッフ必見!キャバクラの付け回しマニュアルの説明

付け回しはキャバクラを含む、ラウンジ、クラブといったナイトワークの花形とも言えるポジションです。
付け回しとは、女性キャストをお客様の嗜好や利用シーンなどに合わせて適切に配席する役割を指し、ラッキーなどとも呼ばれます。

女性キャストにもその日の体調やコンディションがあるように、お客様であってもその日、その場面ごとに『求めているもの』は異なります。
そういった意味でも、その場その場での状況判断が重要な業務ですので、その全てをマニュアル化することは難しく、場数を踏むことでのみ培えるテクニックも多々あるでしょう。

今回の記事では、そんな付け回し業務におけるいくつかの基本ルールとなるものについて、詳しく解説させていただきます。

男性スタッフが覚えたい付け回しの基本動作といくつかの鉄則

キャバクラや会員制ラウンジのシステムは通常1セットが50分〜60分程に設定されています。

ほとんどの場合、最初のセット以降は30分単位で延長が可能(中には自動延長制の店舗もあります)です。
つまり、50分〜60分の中で、もしくは30分の中で女性キャストを何名入れ替えるかが、回転数です。
50分間で3名の女性をご紹介する場合、3回転というカウント(このケースでは女性ひとりの平均接客時間は15分ほど)です。
当たり前ですがテーブルが1席ということはありませんので、複数のテーブルの状況を見ながら女性キャストの配席を考えなくてはいけません。

また、同じお客様(もしくは同じテーブル)に複数回同じ女性キャストを配席することは良しとされませんので注意が必要です。
更に、ドリンクのオーダー状況(女性キャストがオーダーしたドリンクが提供されているかなど)も加味しなくてはいけませんので、ホールスタッフとの連動も必須です。

そういった基本動作をマスターしたら、次はお客様と女性キャストとのミスマッチをなくしたり、売上が上がるようなテクニックを覚えていきます。

次の項でそれぞれ見ていきましょう。

男性スタッフが覚えたい付け回しの基本動作といくつかの鉄則の説明

ギャップ効果を使う

ひとつめはギャップ効果を用いるものです。

お客様の嗜好に合わせた女性ばかりをご紹介するという手法もありますが、ときにはメリハリを意識した付け回しをしてみましょう。
①お客様のストライクゾーンにはマッチしなそうな女性キャスト→②お客様の好みにぴったりな女性キャスト、の順にご紹介することで、②番目の女性により良い印象を持たせることができます。
的を絞って場内指名を取れますので、女性キャストとの信頼関係も構築しやすいです。

この記事の他にも、「女性キャストから嫌われてしまう付け回し」についてまとめたインタビュー記事もありますので、併せてチェックしてみて下さい!
→現役ラウンジ嬢が語る『こんな男性スタッフは嫌だ』(付け回し編)

セット時間の終わりを意識する

2番目は、セット時間の終わり(延長するか否かの交渉前)のタイミングを明確に意識して組立てすることです。
キャバクラとしては、お客様の滞在時間が伸びるほど売り上げも増えますので、延長交渉の際には、テーブルが『盛り上がっているからまだ帰りたくない』状態であることが理想です。
これは付け回しテクニックの基本中の基本ですので、意識的に行いましょう。

キッチリ時間通りにやろうという意識に囚われない

ここまで、付け回しが時間に追われる業務であることをご説明しました。
よく陥りがちなのが、常に腕時計と睨めっこをしながら次の手のことばかりを思案して、テーブルの状況把握に気が回っていないという状態です。
大切なのは時間通りにホールを回すことではなく、お客様に楽しんでいただくことです。
お客様と女性キャストとのミスマッチなどがあった際には、すぐに察知して入れ替えるなど、その場の状況を読んだ配席が重要です。
※例外として、女性キャストの指名が複数のテーブルで重なっている場合には、それぞれのテーブルでの接客時間を均等にするのがマナーです。

女性キャストのコンディションを見極める

女性の出勤リストや、それぞれの出勤時間を営業開始までに頭に入れておきましょう。
また出勤してきた女性のドレスのセレクトやヘアメイクの出来はどうか、そして体調、メンタルのコンディションなど、少しでも多く女性の情報をインプットしましょう。
日常的に意識的に行っておくことで、付け回しの際にも大きなアドバンテージとなります。

この記事の他にも、「女性キャストの成績の伸ばし方」についてまとめた記事もありますので、併せてチェックしてみましょう!
→ラウンジ元マネージャーが語る「キャストの成績の伸ばし方」

男性スタッフは付け回しができたら一人前

いかがでしたでしょうか?

付け回しを行う上で大切なのは、複数の動作を同時進行で処理できることや、記憶力アドリブ力です。
これらはセンスという曖昧なものではなく、言語化できるものも多くあります。
先輩スタッフの付け回しなどを見ながら、まずは基本動作を覚えておきましょう。
付け回しをマスターしたら、幹部候補への道もすぐそこです!

この記事の他にも、「キャバクラの男性スタッフのポジションと難易度」についてまとめた記事もありますので、参考にしてみて下さい!
→キャバクラの男性スタッフのポジションと難易度

男性スタッフは付け回しができたら一人前の説明

まとめ

今回の記事では、キャバクラの付け回しマニュアルについて詳しく解説させていただきました。
付け回し業務を行うのは主に店長やマネージャーとなります。
この付け回し業務をマスターすることができれば、幹部スタッフへの道は目の前です。
センスだけではなく、実力が伴う業務となりますので、努力すれば習得することも可能でしょう。
これから付け回しを覚えたい方や、現在取り組み中の方は是非参考にしてみて下さい!

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→魅力のある男性の下にスタッフ、キャスト、お客様は集まる!

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著者情報

mens job編集者
大学在学中、池袋、歌舞伎町、六本木でスカウトマンとして活動。
大学卒業後、都内の広告代理店で約7年勤務後、西麻布で会員制ラウンジを運営する会社で約7年間勤務し、幹部社員として活躍。
自社店舗の現場の男子スタッフの生の声を聞き、店舗発展に貢献。
その傍ら、女性キャストの求人サイトの運営に携わり、サイト運営のノウハウを会得し、自身の経験で得た確かな情報により、情報の専門性・信頼性・透明性を高めることで、視聴者、求職者の求める疑問に真摯に向き合い応えていきます。
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