日本全国には数多くのキャバクラが存在します。
そしてその1軒1軒にナンバー1のキャストが存在します。
お客様を呼ぶことで店舗の売上に大きく貢献するナンバー1のキャスト。
女性にもよりますが、高飛車になる女性もいれば、謙虚でいる女性もおり、様々です。
本記事では、キャバクラで売上のあるキャストのワガママはどこまで許せる?について解説していきたと思いますので、店舗でキャストを管理する男性はぜひ参考にしてみてください!
キャバクラでは大前提として売上のあるキャストが正義
基本的にキャバクラで働くキャストにはノルマというものがあり、そのノルマは「お客様をどれだけ呼んだか」または、「指名のお客様がいくら使ったか」のいずれかになります。
そして、キャバクラには「ナンバー」と呼ばれる売上金額や指名本数に応じた順位が毎月発表されます。
当然、都心部のキャバクラでは大型高級店舗のナンバー1を目指して働いているキャストが多く働いています。
ナンバー1になったキャストは周囲から評価され、慕ってくる後輩キャストが増え、自身の給与は増え、それだけキャバクラにとって売上のあるキャストは正義となるのです。
マネージャ―は売上のあるキャストのワガママをどこまで聞く必要がある?
お客様と連絡を取り、アフターへ行き、お酒を飲んで、プライベートを削って勝ち取ったナンバー1のキャストはものすごい努力を重ね、苦労をしているものです。
しかし、中にはナンバー1になったことで周囲からチヤホヤされ、自身の給与が増え、勘違いしてしまうキャストも出てきます。
いわゆる女王様タイプのナンバー1で、自分がナンバー1を取ったことで、自分のワガママを何でもつき通せると思ってしまうことです。
もちろん、お店にとって売上に貢献してくれたナンバー1のキャストは誰よりも大切です。
なので、他のキャストと違い、ある程度のワガママなどは許容しますが、度を越えたワガママを許容することはできません。
それでは実際にナンバー1のワガママをどこまで聞く必要があるのでしょうか。
店舗によって許容範囲は異なるかと思いますが、ナンバー1のワガママの一例を挙げていきますので、見てみましょう。
度重なる遅刻や当日欠勤
キャバクラでは、キャストの遅刻や当日欠勤は罰金の対象となります。
しかし、ナンバー1になったことで、キャストによっては遅刻の回数が増えたり、急な当日欠勤が増えたりすることもあります。
店舗はある程度は罰金を控除することは必要ですが、度を越えた遅刻や当日欠勤に対しては、いくらナンバー1のキャストであってもペナルティの対象としましょう。
付け回しを無視し、自分で付くお客様を決める
次いで、付け回しを無視し、自分で付くお客様を勝手に決める、です。
キャバクラで働くキャストの本音は、席に付きたいお客様、席に付きたくないお客様の分類があります。
当然仕事ですので、席に付きたくないお客様でも指名をもらえば席に付かなくてはなりません。
しかし、ナンバー1になったキャストはマネージャーの付け回しを無視し、自身で付きたいお客様の席だけ優先的に付き接客してしまうようなキャストもいます。
これを店舗が認めてしまうと、お客様が炎上し、他のキャストも迷惑を被り、店舗の秩序が乱れてしまうため、店舗の社員はナンバー1のキャストのこのような行為を認めてはいけないでしょう。
「クレームが入ったとき炎上させないキャバクラの正しい対応」について詳しく解説している記事もありますので、こちらも参考にしてみてください。
→クレームが入ったとき炎上させないキャバクラの正しい対応
店舗やお客様や他のキャストの悪口・クレーム
次いで、店舗やお客様や他のキャストの悪口、クレームを言う、です。
先述の通り、ナンバー1のキャストには多くのキャストが慕ってきます。
そのような慕ってくるキャストと徒党を組み、店舗の悪口を言ったり、他のキャスト、お客様の悪口を他のキャストと一緒になって話してしまうようなナンバー1のキャストもいます。
そのような行為があると、当然他のキャストが嫌な思いをしたり、店舗全体の士気が落ちてしまいます。
ナンバー1だからといって、店舗やお客様、キャストの悪口を言っていたら必ず注意するようにしましょう。
嫌なことがあったり、その日お客様の来店がなかったとき勝手に帰ってしまう
最後に、嫌なことがあったり、その日お客様の来店がなかったとき勝手に帰ってしまう、です。
ナンバー1になったことで、お客様の来店があったときだけ出勤します、という女性や、何か嫌なことがあったときやる気がなくなったから早上がりします、という女性も中にはいます。
ナンバー1だからといってこのような行為を許してしまうと店舗の業績にも関わってきますし、他のキャストも店舗に対し不信感を抱くため、基本的には認めてはいけません。
もし、数日は認めてあげるのであれば、他のキャストに気付かれないようにしましょう。
ワガママを聞くにも限度はあるし、言っても直らなければ、店舗の風紀が乱れるためクビにする覚悟を
今回ご紹介させて頂いたものはあくまで一例ですが、ナンバー1になることで、キャストは多少なりとも気が大きくなります。
若いキャストほどワガママを言うケースが多いです。
もちろん苦労し、努力して得たナンバー1、お店もその功績は認め、称えるところは称えますし、ある程度のワガママは特別に認めてあげましょう。
しかし、度を越えたワガママを認めてしまうと他のキャストの不信感を招き、店舗に秩序をもたらすことが難しくなります。
中にはナンバー1のキャストを女王様のように全社員が称えているような店舗もありますが、仮にそのキャストが退店してしまったら、そこから店舗をどのように立て直すのでしょうか。
そのため、ナンバー1のキャストのワガママを許容する範囲は、店舗の秩序が乱れないためにもしっかりと定めるようにしましょう。
他にも、「キャバクラでナンバー1のキャストがいて店が抱えるリスク」についてまとめた記事もございます。
気になる方はこちらも併せてチェックしてみましょう!
→キャバクラでナンバー1のキャストがいて店が抱えるリスクは?
まとめ
キャバクラでナンバー1になるのは人並ならぬ努力が必要です。
都心部の大型高級店舗では尚更です。
そのため、ナンバー1のキャストを特別扱いすることはもちろん必要です。
しかし、店舗は店の秩序を守るため、ナンバー1のキャストのワガママを許容できる範囲をしっかり定めなければなりません。
それができない店舗は将来的に崩壊していくし、一度乱れた秩序を正すことは本当に大変な作業となるでしょう。
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