キャバクラでナンバー1のキャストがいて店が抱えるリスクは?

店舗がナンバー1のキャストを作ることで抱えるリスクとは?の説明

キャバクラやラウンジ、クラブといったナイトワークの店舗には必ずナンバー1のキャストがいるものです。
売上ナンバー1、本指名本数ナンバー1、店舗によってナンバー1の定義は異なりますが、店舗に売上面で1番貢献している女性のことを指します。

ナンバー1というのは店舗に当然いて然るべきキャストなのですが、店舗は対応を誤るとリスクも抱えることとなるので注意しなければなりません。

本記事では、「店舗がナンバー1のキャストを作ることで抱えるリスクとは?」について解説していきたいと思いますので、店舗で働くキャストを管理するマネージャ―や男子スタッフは参考にして頂ければと思います。

キャバクラはNo.1のキャストがいて、キャストの更衣室にはナンバーが貼り出されている店舗も

キャバクラはNo1のキャストがいて、キャストの更衣室にはナンバーが貼り出されている店舗も、の説明

キャバクラやラウンジ、クラブといった店舗には必ずナンバー1のキャストが存在します。
ナンバー1がいること自体は全く問題ではないのですが、店舗によってはキャストの更衣室に売上のナンバー表が貼り付けてあったり、誰の目からでも見える場所にナンバー表が分かるようになっている店舗もあります。
店舗としては、ナンバー表を貼り出すことによって、他のキャストへの奮起を期待しているつもりなのかもしれませんが、時として逆効果になることも理解しなければなりません。

なぜNo1のキャストを作ることで店舗にリスクが生まれるのか?

それでは、なぜナンバー1のキャストを作ることで店舗にリスクが生まれるのでしょうか。
これは、どの店舗にも当てはまることではありませんが、ほとんどの店舗が無意識的にやっていることですので、気を付けなければならないでしょう。

それではナンバー1のキャストを作ることで店舗に生じるリスクをご紹介していきます。

もしキャストが退店してしまったら店舗が傾く

ナンバー1のキャストを作り上げることは他のキャストへの刺激となるため、周知することも良いでしょう。
しかし、過度にナンバー1のキャストに期待したり、売上や指名をナンバー1のキャストに頼り過ぎてしまうと、そのキャストが退店すると店舗は傾いてしまう可能性が高いです。

そのため、ナンバー1のキャストに頼りきる営業というのは、目先の売上は確保できるかもしれませんが、長い目で見ると、そのキャストが退店した際、他のキャストが育っていないと店舗は一気に売上が落ちてしまうでしょう。

過去に歌舞伎町や六本木の有名店舗でナンバー1のキャストを押し出して宣伝している店舗があり、そのキャストが在籍し、活躍しているうちはお客様の来店も数多くありましたが、そのキャストが辞めてしまったり、他の店舗に移籍してしまうと同時に店舗の売上も一気に落ち、潰れてしまうような店舗もありました。
そうならないためにも、店舗のマネージャ―はナンバー1のキャストが売上を上げてくれているうちに、他のキャストを育て上げるように意識しましょう。

「キャストの成績を上げる方法」について解説している記事もありますので、こちらも併せて参考にしてみてください。
→マネージャーがキャストの成績を上げるための有効手段

キャストの間に不公平感が生まれる

次いで、キャストの間に不公平感が生まれる、です。
店舗の男子スタッフの方は意識しているかとは思いますが、ナンバー1のキャストを持ちあげすぎて、他のキャストへの対応が雑になったり、疎かになってしまうと、他のキャストは不公平を感じるでしょう。

ナンバー1のキャストのワガママを許してしまったり、特別扱いし過ぎてしまうと、他のキャストから不平が生まれます。
そうすると、ナンバー表を貼り出して他のキャストへ刺激する、という意味合いも無意味なものとなり、逆効果を生んでしまうでしょう。
もちろん、ナンバー1のキャストのワガママをある程度聞いてあげたり、ある程度特別待遇することは普通のことですが、ナンバー1のキャストに対し過度な対応や、過度な待遇を取ってしまうと、ますます1人天下のような状態となってしまい、店舗経営としては好ましくない状況に陥ってしまいます。
そのような状態になってしまうと、尚の事、ナンバー1のキャストに頼りきった営業となってしまい、他のキャストが育つことは難しくなってしまうため、注意しましょう。

No.1が表面上あっても良いが、そのキャストが抜けても問題ないように他のキャストを育てる

No1が表面上あっても良いが、そのキャストが抜けても問題ないように他のキャストを育てる、の説明

ナンバー1のキャストを作る、ということはもちろん悪いことではありません。
キャストももちろん努力してナンバー1となったわけですので、当然他のキャストと比べ、ある程度ワガママを聞き、待遇を良くすることは必要です。
しかし、男子スタッフをはじめ、周囲が過剰なまでにナンバー1のキャストに頼ってしまうと、他のキャストから不平が出て、他のキャストが育ちません。
もしそのような状態で、ナンバー1のキャストが退店してしまったときに、店舗は売上を確保できなくなり、そのような環境では他のキャストも奮起して協力しようという気にはならず、ゼロから店舗を改めて作り上げなくてはならなくなるでしょう。
そうならないためにも、ナンバー1のキャストに過度な特別待遇をしたり、頼るのではなく、他のキャストを育て上げることを意識し、尽力しましょう。

「店舗が1人のお客様に頼らない営業の重要性」について解説している記事もあるので、併せてチェックしてみましょう。
→キャバクラやラウンジは1人のお客様に頼らない営業が重要!

まとめ

どの店舗にはナンバー1のキャストというのは必ずいます。
そして、ナンバー1のキャストは店舗にとって本当に頼りになる存在ですし、店舗としては流出を絶対に防がなければならない存在です。
しかし、ナンバー1のキャストに対しての対応を間違えてしまうと店舗は将来的にリスクを抱えてしまうこととなります。
そうならないためにも、キャストを管理するマネージャ―や、店舗の責任者である店長は注意深くナンバー1のキャストを管理し、同時に他のキャストを育て上げるよう努めましょう。

MEN’S JOB(メンズジョブ)では他にも、「ナイトワークにおける法令順守店舗」について説明している記事など、経験者にも未経験者にも役立つ記事をご用意しております!
気になる方は、お時間のある際にぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね♪
→ナイトワークの法令順守店舗とはどのような店舗のこと?

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著者情報

mens job編集者
大学在学中、池袋、歌舞伎町、六本木でスカウトマンとして活動。
大学卒業後、都内の広告代理店で約7年勤務後、西麻布で会員制ラウンジを運営する会社で約7年間勤務し、幹部社員として活躍。
自社店舗の現場の男子スタッフの生の声を聞き、店舗発展に貢献。
その傍ら、女性キャストの求人サイトの運営に携わり、サイト運営のノウハウを会得し、自身の経験で得た確かな情報により、情報の専門性・信頼性・透明性を高めることで、視聴者、求職者の求める疑問に真摯に向き合い応えていきます。
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