ナイトワークの法令順守店舗とはどのような店舗のこと?

ナイトワークの法令順守店舗とはどのような店舗のこと?の説明

日本全国、ナイトワークの店舗というのは至るところにキャバクラ、クラブ、会員制ラウンジなど、多数存在します。
その中で、法律を守って営業している店舗もあれば、法律を無視して営業している店舗も多数あるでしょう。

本記事では、「ナイトワークの法令順守店舗とはどのような店舗のこと?」について解説していきたいと思いますので、これからナイトワークを始めようと考えている男性や、ナイトワークに少しでも興味のある男性はぜひ参考にしてみてください。

キャバクラやラウンジを運営するには法律を守らなければならない!

キャバクラやラウンジを運営するには法律を守らなければならない!の説明

キャバクラやラウンジ、クラブといった店舗を営業する際には、風俗営業法という法律を遵守しなければなりません。
基本的に、女性が男性の隣に座って接待行為を行う店舗は全てこの風営法の適用となります。
カウンター越しに接客するガールズバーなどの業態はこの風営法の適応外です。

そのため、キャバクラやラウンジ、クラブといった業態はこの風営法を遵守しなければならない、ということを覚えておきましょう。

それでは、実際、風営法とはどのようなものなのでしょうか。
普段のキャバクラなどの営業に関することを説明していきます。
他にも照明の明度など細かい規定もありますが、ここでは省かせて頂きます。

深夜営業を行っていない

まずは、深夜営業を行っていない、です。
風営法に適応されるお店は、基本的に店舗の営業は~1:00までしか営業してはいけません。
1:00にはお客様が全てゲストアウトしている状態を指します。
エリアによっては24:00というエリアもありますので確認が必要となります。

風営法を守っていない店舗は~3:00までや、~5:00まで営業しているような店舗も中にはありますので、注意が必要となります。

キャッチやスカウトを出していない

次いで、キャッチやスカウトを出していない、です。
これは風営法というよりその自治体の定める条例です。
例えば東京都の定める都条例では、違法性のあるキャッチ・客引きや、スカウト行為というのは禁止されており、迷惑防止条例が定められております。

しかし、未だ、客引き・キャッチを店舗の男子スタッフが行ったり、男子スタッフが女性キャストを路上でスカウトする、など違法性のある店舗も見受けられるため、これからナイトワークを始めようと考えている男性は気を付けましょう。

給与未払いがない

最後に、給与未払い、です。
店舗の売上が悪かったりすると、男子スタッフに対しての給与の支払い遅延や、未払いといった問題が起こりがちです。
給与の未払いというのは民法に反するため、給与未払いが訴訟に発展するケースもあります。

法律を守らなければ営業停止処分を受けたり、責任者が逮捕されることも

法律を守らなければ営業停止処分を受けたり、責任者が逮捕されることも、の説明

今回ご説明させて頂いたのは、風営法に関する大まかな部分と、東京都の定める都条例について説明させて頂きましたが、この風営法、守らなかったら、店舗や中で勤務する男子スタッフはどのような処分を受けるのでしょうか。

警察や刑事が悪質なお店と判断すると、店舗責任者が逮捕されたり、店舗が無期限の営業停止処分に追い込まれます。
無期限の営業停止処分とは実質閉店
、ということになります。

営業停止処分となると、その店舗で働いている男子スタッフは翌日から働き口を探さなければならず、給与もしっかり払ってもらえるか分からない状態となってしまうため、求人を探す際、風営法に抵触している違法店でないか、しっかり確認するようにしましょう。

「男子スタッフの仕事を退職した後の失業保険」について解説している記事もあるので、併せてチェックしてみてください!
→ナイトワークの男子スタッフって辞めた後失業保険は出るの?

男子スタッフとして働くなら法令順守の店舗で働こう!

どうせキャバクラやラウンジなどのナイトワークの店舗で、正社員として、アルバイトとして働くのであれば、しっかり法律を守っている法令順守店舗で働きたいものですよね。

店舗が風営法を遵守しているか確かめる手段としては、面接に行った際に、営業時間や、客引きやスカウトを出していないかどうか、しっかり確認するようにしましょう。

「男子スタッフにとって良いお店の条件」について経験者が解説している記事もありますので、こちらも参考にしてみましょう。
→経験者が語る、男子スタッフにとって良いお店の条件とは?

まとめ

今回は、アルバイト、正社員として働く上で非常に重要な風営法について解説させて頂きました。
一時に比べると違法店は少なくはなりましたが、まだまだ法律を無視して営業している店舗が多いというのが実状です。
そのような店舗で男子スタッフとして働かないよう、面接時に必ず、営業時間や、客引き、スカウト行為がないか、確認をするようにしましょう。

MEN’S JOB(メンズジョブ)では他にも、「ナイトワークの男性求人において、面接を突破するコツ」について詳しく説明している記事など、経験者にも未経験者にも役立つ記事をたくさんご用意しております!
気になる方は、お時間のある際にぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね♪
→ナイトワークの男性求人において、面接を突破するコツ

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著者情報

mens job編集者
大学在学中、池袋、歌舞伎町、六本木でスカウトマンとして活動。
大学卒業後、都内の広告代理店で約7年勤務後、西麻布で会員制ラウンジを運営する会社で約7年間勤務し、幹部社員として活躍。
自社店舗の現場の男子スタッフの生の声を聞き、店舗発展に貢献。
その傍ら、女性キャストの求人サイトの運営に携わり、サイト運営のノウハウを会得し、自身の経験で得た確かな情報により、情報の専門性・信頼性・透明性を高めることで、視聴者、求職者の求める疑問に真摯に向き合い応えていきます。
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