長くナイトワークの店舗を続けていると様々なお客様が来店されます。
1タイムきっちりで帰るが週3日来店するお客様、月に1度飲みに来ては数百万円使うお客様、オープン以来2～3週間に1度は必ず来店して通い続けてくれるお客様など様々です。
本記事では、「店舗が1人のお客様に頼らない営業が非常に重要な理由とは？」について解説していきたいと思いますので、これから独立して店舗を立ち上げようと考えている男性や、現場の責任者の男性などはぜひ参考にしてみてください。
ずっと来店し続けるお客様はいない！お客様も一度は飽きがくるもの！
基本的にナイトワークの店舗はキャバクラもラウンジもクラブもどの業態でも、ずっと来店し続けるお客様はいない、ということです。
お客様も当然飽きが来たりして、来なくなる時期は当然あります。
まずは、大前提としてずっと来店し続けるお客様はいない、ということを理解することが重要になります。
このような店舗は要注意！
実際店舗の運営をしている中で、多少なりともお客様に優劣を付けてしまうものかと思います。
優劣を付けること自体は仕方のないことかと思いますが、優劣を付ける中で、売上や、お金でお客様の優劣を付けることはリスクを伴います。
実際、現在店舗を営業している中で、以下のような考え方を持っていたり、行動している店舗は特にリスクが高いと思いますので、参考にしてみてください。
少数のお客様の売上で何とか保っている店舗
1つは少数のお客様の売上で何とか保っている店舗です。
もちろん、少数のお客様でもっている時点でまずいのですが、これは少ない掛け金で大金を狙うギャンブルと同じで綱渡り状態といっていいでしょう。
恐らくこの少数のお客様が来なくなった時点で店舗は立ち行かなくなるでしょう。
1度に大金を使うお客様を大切にしている店舗
次いで、1度に大金を使うお客様を大切している店舗です。
どの店舗も、数カ月に1度来店しては大金を使うようなお客様がいると思います。
もちろんこういったお客様も店舗にとっては重要なのですが、はっきり言うと売上の計算には入れられません。
いつ来るか分からないというのもありますし、悪い仕事で得たお金でお客様が捕まってニュースになる、なんてことも日常的にあります。
そのため、このようなお客様の売上を期待しているようでは経営は危ういでしょう。
お金を使えば王様のようにワガママを言うお客様を許してしまう店舗
最後にお金を使えば王様のようにワガママを言うお客様を許してしまう店舗です。
店舗にとってお金を使ってくれて、定期的に通ってくれるのはもちろん重要なことです。
しかし、お金を使えば、お客様のワガママが全てまかり通るわけではなく、店舗はそのような風習をなくさなければなりません。
こういったワガママを言うお客様の言うことを聞いてしまうと、ワガママの内容はどんどん手に負えないものとなり、最終的には店舗も聞き入れることができなくなり、そのお客様も来なくなるでしょう。
そのため、初めからお金を使ってもらってもワガママは聞きません、というスタンスを貫き通した方が良いでしょう。
そのようなお客様を野放しにしておくと、他のお客様にも悪影響を与えるでしょうし、店舗の男子スタッフの余計な手間が増えるばかりです。
「お客様に媚びないことが一流店への入り口」について経験者が解説している記事もあるので、参考にしてみてください。
→キャバクラやラウンジでお客様に媚びない店舗は一流店の証！
店舗にとって売上は大事だが、売上の作り方はそれぞれ！
店舗にとって売上は1番大切なものです。
しかし、大金を使ってくれるお客様頼りになる営業は良くありません。
当然、飽きて来なくなるお客様もいるでしょうし、悪いことをして捕まるお客様もいらっしゃいます。
そのため、店舗はそういった目先のお金で対応を左右されるのではなく、1度の会計は少ないが、足繫くずっと通ってくれるようなお客様を大事にしましょう。
このようなお客様が1人でも増えることで、1人のお客様に頼らない営業ができるはずなので、経営状態も安定させることができるでしょう。
目先のお金よりも、将来のお金、この考えが店舗の健全な経営の柱となるはずですので、惑わされることなく、1人でも多く店のファンとなるお客様を見つけ育てましょう。
「お店のファンとなるお客様の重要性」について説明している気になりますので、併せてチェックしてみてくださいね。
→キャバクラやラウンジは店のファンとなるお客様作りが重要！
まとめ
ナイトワークの店舗の多くは派手にお金を使うお客様を大事にしたがる風習があります。
もちろんそれは悪いことではないし、当たり前のことでもあるのですが、お金を使うお客様に頼る営業スタイルというのはリスクが伴います。
それをしっかり理解した上で、新しいファンとなるお客様を見つけ、店舗の経営が安定するような営業スタンスを取るようにしましょう。
MEN’S JOB(メンズジョブ)では他にも、「同業が引抜き目的で飲みに来た際のスマートな対応方法」について解説している記事など、経験者にも未経験者にも役立つ記事をご用意しております！
気になる方は、お時間のある際にぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね♪
→水商売の同業が引抜き目的で来店した際のスマートな対応方法
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