店舗にとって重要なお客様はお金を使う人?頻繁に通う人?

店舗にとって重要なお客様はお金を使う人?頻繁に通う人?の説明

どのような仕事においてもお客様の優劣を知らず知らずに決めているケースというのはあるのではないでしょうか。
アパレルであれば、一度に大金を落として購入していくお客様、常に1着しか買わないが新作が出るたびに購入してくれるお客様。
飲食店であれば、毎週必ず1度は来店してくれるお客様、忘年会、社員の誕生日会などで必ず利用してくれて、大勢を連れて大金を使ってくれるお客様。
様々な業界で、色々なお客様がいるかと思います。
どのようなお客様も店舗にとっては重要なのではないでしょうか。

ナイトワークの世界でも同様で、本記事では、店舗にとって重要なのは一度に大金を使うお客様か、それとも足繁く頻繁に通ってくれるお客様か、を解説していきますので、店舗関係者など、店舗の運営に興味を持っている男性はぜひ参考にしてみてください!

大金を使うお客様を太客、少額しか使わないお客様を細客と呼ぶ

キャバクラや会員制ラウンジ、クラブといったナイトワークの世界では、大金を使うお客様を太客、少額しか使わないお客様を細客と呼びます。
このようにお客様に呼称を付けるのはナイトワークならではなのではないでしょうか。

太客、細客、それぞれのメリットとデメリットは?

それではこの太いお客様、細いお客様、それぞれのメリットとデメリットはどうなっているのでしょうか。
一見、太客にはメリットしかなく、細客にはデメリットしかないように見えますが、そういうわけではありません。

解説していきますので一緒に見てみましょう。

太客はもちろんお金を使うのがメリットだが、危険性もある!

太客はもちろんお金を使うのがメリットだが、危険性もある!の説明

太客は言わずもがな、お店で大金を使うのが店舗にとってのメリットです。
一晩で数百万円、数千万円使うお客様も中にはおり、店舗は超VIPのお客様として対応します。
しかし、この太客にはリスクもはらんでいます。

先述の通り、VIP客には店舗も総出をあげてもてなします。
店長、マネージャ―が付きっ切りになり盛り上げ、店舗で売れているキャストを付ける、など店舗のできうる至極のサービスを提供します。

店舗にそのお客様しかいないのであればそれで問題ないでしょう。
しかし、その時居合わせた他のお客様はそれを見てどう感じるでしょう。

自分の席にはどうでも良いキャストが付き、男子スタッフの対応も愛想も良くない。
すると、そのようなお客様はお店を離れてしまうでしょう。

このように、太いお客様を最大限もてなしていても、他のお客様の対応をしっかり取らなければ他のお客様は店を離れ、万が一、太客がお店に飽きて来店しなくなってしまったとき、店舗の経営は傾くでしょう。

太いお客様を大切にすることは当然ですが、他のお客様の対応を疎かにしてしまうと店舗は一瞬にして傾く危険性もあるので、しっかりした認識を持ちましょう。

この記事に関連して、「キャバクラやラウンジは1人のお客様に頼らない営業が重要な理由」について詳しく解説している記事もありますので、こちらも併せてチェックしてみてください!
→キャバクラやラウンジは1人のお客様に頼らない営業が重要!

細客は使うお金は少額だが、店舗にとってはメリットもある!

逆に細いお客様のメリットとデメリットを解説します。
デメリットは当然、1回あたりの会計の金額の少なさになります。
1人で来店する、滞在時間が少ない、ボトルを入れない、このようなお客様は必然的にお会計も少額となります。
しかし、1回あたり2~3万円の会計のお客様でも、週に2日~3日は必ず足繁く通って頂けるお客様であればどうでしょうか。

店舗を運営する上で、1人の大金を使うお客様に頼った営業をしてしまうと、そのお客様が来店しなくなったときお店は傾いてしまいます。
しかし、使う金額は少ないが頻繁に通ってくれる、というお客様が多いと、そのお客様が来店しなくなってもお店は傾きません。

結論はどちらのお客様も店舗にとっては大切に扱わなければいけない!

結論はどちらのお客様も店舗にとっては大切に扱わなければいけない!の説明

一度に大金を使ってくれるお客様も店舗にとっては重要ですが、同様に少額しか使わないが頻繁に通ってくれるようなお客様も同じくらい重要です。

店舗としての理想は大金を使うお客様に頼らなくても、常に様々なお客様で混雑して、売上を作ることができることが理想でしょう。
そのため、どちらかのお客様に肩入れするのではなく、どのお客様も平等に扱うことを意識した店舗運営を心掛けましょう。

まとめ

本記事では、店舗にとって重要なお客様はお金を使う人?頻繁に通う人?について解説させて頂きましたがいかがでしたか。

ナイトワークに限らず、どのような仕事でも接客・サービス業であれば、様々なお客様を対応しなければなりません。
そのときにお客様に優劣をつけるのではなく、平等に扱った上で、安定した運営ができることを理想としなければならないでしょう。
そのため、現場で働くスタッフの男性は、一度に大金を使ってくれるお客様に注力しつつも、他のお客様がつまらなそうにしていないか、ということにも意識し、どのお客様にも満足して頂くことを心掛けましょう!

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著者情報

mens job編集者
大学在学中、池袋、歌舞伎町、六本木でスカウトマンとして活動。
大学卒業後、都内の広告代理店で約7年勤務後、西麻布で会員制ラウンジを運営する会社で約7年間勤務し、幹部社員として活躍。
自社店舗の現場の男子スタッフの生の声を聞き、店舗発展に貢献。
その傍ら、女性キャストの求人サイトの運営に携わり、サイト運営のノウハウを会得し、自身の経験で得た確かな情報により、情報の専門性・信頼性・透明性を高めることで、視聴者、求職者の求める疑問に真摯に向き合い応えていきます。
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