キャバクラやラウンジ、クラブといったナイトレジャー業において、女性キャストの流入数やその質は、店舗の売上げに直結する非常に重要度の高いテーマです。
求人媒体からの応募、スカウトマン経由、SNSからの流入など、その流入経路は様々ですが、繁盛店にもなると毎日10名を超える面接希望者が店舗にやってくるそうです。
店舗としては新たな戦力となるキャストの発掘・採用を常に行なっていかなくてはなりませんが、可能であれば効率良く有力な人材を獲得していきたいところです。
今回の記事では、ナイトレジャーのキモとも言える女性キャストの流入に際した、面接時と体験入店時の注意点について詳しく解説させてきただきます。
現在、女性キャストの流入や業績の管理をするマネージャー職に就いている方や、これからマネージャーを目指している方は是非参考にしてみて下さい！
男性スタッフは面接の僅かな時間内で女性キャストとネゴシエートしなくてはならない
ナイトワークでは営業開始前後の時間帯に面接を行うことが多いため、1件の面接に費やせる時間が限られている場合がほとんどです。
時間にして15分から30分ほどの間に、質疑応答とは別に、店舗の給与形態や働く上でのルールの説明はもちろん、体験入店時の報酬の取り決めなどをしなくてはなりません。
ですから、面接を成功させるためにはどれだけの回数の面接を重ねてきたかという経験値も重要です。
はじめは先輩や上司の面接のテーブルに同席させて貰いながら、面接のハウツーを学んだ上で、実践に移るといった手法が一般的です。
それでは、面接時、またはその後の体験入店時に押さえておきたいポイントをそれぞれ確認していきましょう。
この記事の他にも、「ナイトワークにおける面接官の重要性」についてまとめている記事もありますので、併せてチェックしてみて下さい！
→求職男性の面接官を慎重に決めないといけない理由とは？
面接時に押さえておきたいポイント
ナイトワークでは、面接に訪れた女性に暗記したマニュアルを漏れなく説明することよりも、その女性がどういった人物なのか(営業の戦力になるのか)を探ることが重要と言えます。
スカウトマンからの流入などで、前情報が多くある場合には面接をスムーズに進めることが可能ですが、そうでない場合には経験の有無(以前在籍していた店舗での業績)や集客力、またはどれくらいの稼働が見込めるのか、そういった要素を詳しく聴取していく必要があります。
それらの情報と、ビジュアルなどの視覚情報を総合的に判断し、採用の合否(多くの場合はその場で)を決めていきます。
店舗毎に採用に関するルックスの基準を設けている場合がほとんどですので、自身の尺度や好みではなく、店舗の採用基準で判断をすることが大切です。
面接が無事完了したら、体験入店へ誘導します。
即日の体験入店でない場合には、当日女性キャストが出勤してくるまでは気が抜けませんので、しっかりとフォローアップをしましょう。
この記事の他にも、「女性キャストの面接時のチェックポイント」について、より掘り下げて解説している記事もありますので、併せてチェックしてみましょう！
→マネージャーがキャストの面接で見るべきポイントとは？
体験入店時に押さえておきたいポイント
続いて女性キャストの体験入店時の注意事項を見ていきましょう。
今一度、ハウスルールや、接客中の注意点などをおさらいした上で女性キャストを最初のテーブルにご案内しましょう。
体験入店の際、男性スタッフがそうであるように、女性キャストも店舗の営業風景や客層の善し悪し、スタッフのサービスのレベルなどを値踏み・チェックしています。
その際、接客回数の多さよりも、内容を重視した付け回しをして女性キャストに店舗の良いところをプレゼンすることが大切です。
具体的には、場内指名が取りやすいような(相性の良さそうな)お客様に明確に狙って配席したり、もしミスマッチが起きた際などは早めにリカバリーをするなど、意識的に行うことで印象をより良いものにすることができるでしょう。
双方合意のもと晴れて入店が決まったら、ようやくひと段落です。
この記事とは別で、「営業中のキャストのフォローが必要なマネージャー職」について詳しく解説している記事もありますので、こちらも併せて参考にしてみてください！
→夜職のマネージャ―は営業中、キャストのフォローを忘れずに！
ナイトワークの男性スタッフは要領の良さが大切
ここまで、女性キャストの面接から体験入店までの大まかな流れとチェックポイントについて解説させていただきました。
もしかすると、慌ただしい営業の中でこれらを全て完璧にこなすことは難しいかもしれません。
しかし大切なのは、要所を見極めて対応をしていくことです。
多くの女性キャストが男性スタッフに求める要素に必ずランクインしている『気が利くかどうか』は、考える力や、アドリブ力と換言することもできるでしょう。
場面場面で何が求められているかを追求していくことで、店舗への流入の質はきっとより良いものになるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回の記事では、女性キャストの面接と体験入店時にチェックすべきポイントについて詳しく解説させていただきました。
店舗の核となる女性キャストの面接と体験入店時に店舗のマネージャーがチェックすることは非常に重要です。
もちろん女性からも値踏みされる立場となるため、入店に至るまでは、気を抜かず、フォローすることも必要ですが、同じくらいそのキャストにどれだけの価値があるのかをチェックすることが重要なため、店舗の女性担当者はしっかりチェックするようにしましょう。
この記事の他にも、「男性スタッフにとっての高級ラウンジで働くメリット」についてまとめた記事もありますので、併せてチェックしてみて下さい！
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