キャバクラや会員制ラウンジ、クラブなどのマネージャーは、店舗の色々な仕事を任せられます。その中の1つに、「キャストの面接」という重要な業務があります。
店舗の面接に来た女性を面接し、採用か不採用か判断する、という内容になります。
この記事では、現在マネージャーの方や、マネージャーを目指している方にはぜひ参考にして欲しい、キャストの面接時のポイントをいくつか解説していくので、是非チェックしてみてください！
お客様からの需要があるか、給与と成績の採算が取れそうか、をしっかり判断
キャスト面接で重要なことは、「その女性の需要」です。「この子は店舗に来店されるお客様からの需要があるのか？」ということを根底に置きましょう。
また、女性の希望時給額によっては「どれだけの成績を残せるのか？」という部分も当然考えます。
高時給で雇ったのに全くお客様からの需要がなく、成績を残せないとなると、その女性はその店舗で続けていくことが難しくなります。
完璧に見極めることはできなくても、マネージャーは面接して採否を出す立場として、その責任を負わねばなりませんので、責任を持ってしっかりした判断を出すように心掛けましょう。
「キャバクラのキャスト面接・流入もマネージャーの仕事！」について詳しく解説している記事となります。
こちらの記事も併せて参考にしてみてくださいね。
面接時、マネージャーが見るべきポイント
では、実際に面接をするときにマネージャーは女性の何を主にチェックしなければならないのでしょうか？
採用・不採用を決める上でチェックすべきポイントはいくつかあります。
解説していきますのでご一緒に見ていきましょう。
容姿・スタイル
この業界は人気商売であり、可愛い女性や、綺麗な女性、スタイルの良い女性はそれだけでお客様から指名が入りやすく、人気を集められます。
ここで妥協してしまうと、お店の質そのものが低下してしまうので、ここだけは絶対に妥協しないようにしましょう。
また、店舗の求めるカラーと合っているかをチェックしましょう！
例えば、ロリコン好きな年配のお客様が多い店舗に、綺麗だが見た目が派手で騒がしい女性がいたらどうでしょうか？恐らく人気になることは難しいでしょう。
逆も然りで、歌舞伎町のような派手なキャストが多く、若年層の客層の店舗に、可愛いが業界未経験であまり喋れない女性がいたらどうでしょう？こちらも恐らく人気にはならないでしょう。
というように、飲みに来るお客様がどんな女性を求めているか、ということは常に把握し、それに見合う容姿やスタイルの女性を採用しなければなりません。
「ナイトワークの店舗が綺麗なキャストを揃える有効的手段は？」をまとめた記事となりますので、こちらの記事もチェックしてみましょう。
性格・愛嬌・接客に向いているか
キャストの仕事は接客業です。お客様を楽しませることがキャストの仕事です。
当然、話していて人に不快と思わせるようなキャストは接客業には向いていません。
ですので、面接の際は女性の内面的な部分も見て、「接客に向いているかどうか？」もチェックしなければなりません。
たとえ容姿やスタイルが良くても、話してみたら、愛嬌がなく不愛想で、失礼な態度を取るような女性であれば、不採用にするという決断も必要です。
基本的に、面接時にしっかりした態度が取れない女性は、お客様の客席でも同じ態度を取る可能性があり、トラブルの元になりかねません。
しっかり内面を見て採否の判断はしましょう！
希望時給・元を取れるか、採算が合うか
マネージャーは売上や女性のお給料など、数字面の結果も求められるお仕事ですので、
キャストを採用するときは、キャストの時給と売上の採算性を意識しなければなりません。
高額時給で採用する、ということは、その女性には当然仕事の結果を求めます。
結果を出せなければ、その女性の時給は下がります。
キャストの結果を出させることもマネージャーの仕事ですので、面接時に結果を出している姿が想像できるかどうかが大切です。
そのビジョンがしっかり見えるのであれば、高額時給を出してもいいと思いますが、少しでも疑念があれば引く、という決断も重要です。
時給と結果のバランスを常に考えて採否の判断を下しましょう！
「マネージャーがキャストの成績を上げるための有効手段」について詳しく説明している記事となります。
こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
どれだけお客様を持っていて、売上を作れるか
この業界は売上至上主義です。売上を作れる、結果を残せるキャバ嬢やラウンジ嬢は、どの店舗に行っても重宝されるものです。
そのため、「どれだけお客様を持っているか？」という考え方を持つことも必要です。
もちろん理想は、店舗既存のお客様を掴み、結果を出すことができれば素晴らしいでしょう。しかし、当然なかなかそれをできる女性も少ないですので、「店舗の持っている既存のお客様からの指名＋新規でどれだけお客様を連れてこれるか」という視点が重要ですので、どれだけお客様を連れて来れるか、ということは採否の判断材料の1つとして持ち合わせるようにしましょう！
いい加減でないか、シフトがちゃんと取れるか
これも前項で説明した「内面をチェック」に分類されるのですが、その女性の性格を見ます。
採用して雇ったものの、遅刻・当日欠勤は当たり前で時には連絡が取れなくなる、なんてこともザラにあります。
いい加減な女性というのは本当にいい加減です。
採用してから判明しても、他のキャストやお客様に迷惑が掛かってからでは遅いです。
そうならないためにも、面接時に内面をチェックし、週に何回入れるのか必ず確認し、「いい加減そうな子だな」と少しでも思ったら採用は見送りましょう。
もちろん疑念があっても、それを上回る光るものがあれば話は別ですが、いい加減な女性を採用してもマネージャーの余計な仕事や苦労が増えるだけですので、必ずチェックするようにしましょう！
面接で採用したなら、体験入店で最終的な判断をしよう！
面接を採用したら、体験入店で最終的な判断をします。
体験入店時にマネージャーが見るべきポイントとしては、女性の接客を見ることと、店舗既存のお客様に合っているか、どうかです。体験入店の日に指名が複数入る女性は客層が合っている、ということですし、指名が入らない女性は客層が合っていない可能性が高いです。
また、色々なタイプのお客様に体験入店の女性を付け、接客面も必ず確認するようにしましょう！
まとめ
キャストの面接というのはマネージャー業務の中でも重要度が非常に高いです。
そのキャスト次第で店舗の売上を左右する、という宝探しのようなものです。
無駄なものを省き、価値のあるもの、または価値を見出せそうなものを選定するという作業ですので、マネージャーを責任を持って採否の判断を出しましょう！
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