男性スタッフにも影響必至!夜職に関する法律とは?

男性スタッフにも影響必至!夜職に関する法律とは?の説明

あまり知られていないかもしれませんが、ナイトワーク=夜の仕事=夜職は法律で営業を厳しく管理されています。その代表的なものが風俗営業法という法律です。
この記事では、働いている店舗が法を侵していると、働いている男性スタッフにも影響するであろう、いくつかの夜職に関する法律について深堀して解説していきたいと思います!

これからナイトワークを始めようか検討している方も店舗選びの選定に役立ちますので是非見てみてください!

そもそも風俗営業法って何?

そもそも風俗営業法って何?の説明

風俗営業法とは法律の1つで、第五号まで定められております。
第一号から第三号までが、夜職に該当する項目で、キャバクラや会員制ラウンジ、クラブ、ニュークラブ、パブ、スナックなど接待を伴う飲食店は第一号から第三号までの定義を遵守しなければなりません。
参考までに第四号は「射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる営業」主に雀荘やパチンコ店を指します。第五号は主にゲームセンターが該当しています。

夜職の店舗にとって最も重要になる法律がこの風俗営業法です。ここでは、風俗営業法で決められているいくつかの事項の解説をしていくので、是非参考にしてみて下さい。

「ナイトワークで働くアルバイト男性も風営法の理解が必要!」について詳しく説明している記事となります。
こちらの記事も併せて参考にしてみてください。

深夜営業

夜職の店舗(接待を伴う飲食店)は、好きな時間に営業できるものではありません。営業できる時間が定められているのです。

風営法では「午前0時から午前6時までの深夜に営業してはならない」(風適法第13条第1項)と定められており、「都道府県が条例で日や地域を定めて営業時間を延長すること(同項ただし書)や、地域を定めて営業時間をさらに制限すること(同条第2項)ができる。」となりますので、基本的には~0時までの営業となりますが、地域によって延長営業が認められております。
都心部の店舗はほぼ~1:00までの営業が認められておりますが、エリアによっては~0時までの営業となりますので、確認が必要となります。

風営法の定める営業時間を過ぎて営業することは違法となり、警察の指導が入った際は営業停止の処分を受ける恐れもありますので覚えておきましょう。

無許可店

「風俗営業を営むには、所在地を管轄する都道府県公安委員会の許可を受けなければならない(風適法第3条第1項)。」
と、風営法にあるように、キャバクラや会員制ラウンジ、クラブなど夜の業態の店舗が営業するためには公安委員会の許可が必要です。公安委員会の許可無しでの、無許可での営業は許されていません。
無許可の店舗が警察に摘発されると代表者は逮捕、店舗は一発で営業停止処分を受ける可能性が高いです。
そのような店舗で働いていると、万が一警察が入った際、いきなり職を失うリスクがあります。
この時世、無許可で営業している店舗は少ないですが、実際にあります。
そのような店舗で働かないよう、事前に情報をチェックするようにしましょう!

未成年雇用

「風俗営業者は18歳未満の者を客として店舗に立ち入らせてはならない(風適法第22条第1項第5号)。」
こちらは18歳未満のお客様を入店させることはいけない、というものになりますが、もちろん男女問わず、18歳未満の者を働かせることも違法です。キャストや男性スタッフを雇用する際は、必ずパスポートや運転免許証、マイナンバーカードなど、顔写真の付いている公的な身分証を提示させ、控えを店舗で保管しておく必要がありますので覚えておきましょう。

その他

その他にも、営業する際の照明の照度が10ルクス以上でないといけない、個室を作る際は〇平米以上ないといけない、など風営法が定める項目は多岐に渡りますが、このような内容で働いているスタッフに影響は出ないので詳細な説明は割愛しますが、覚えておいて損はないことですので、覚えておきましょう!

お金関連

お金関連、についての説明

この項目で触れる内容は直接あなたに非があるものではなく、店舗を運営するオーナー側のお話です。夜の業界では多々お金に関連することでオーナーが捕まることも珍しくありません。ただし、内容によってはあなたが迷惑を被ることもありますので、働く店舗は注意深く決めましょう!

脱税

夜職で働く男性スタッフも当然納税義務があり、税金を納めていないと脱税になります。
たいていの店舗はお給料から天引きという形で、男性スタッフのお給料から税金がしっかり控除されているものです。
しかし、オーナーが脱税しているというケースは多く、酷いところですと店舗に国税が入り営業できなくなる、といったことも起こり得ます。
そうすると、店舗は当面営業できなくなります。
こればかりは不可抗力ですが、翌日からいきなり働けなくなる、ということもありますので、そのような店舗では働かないよう気を付けましょう!

給与未払い・遅延

経営状態が良くない店舗を選んでしまうと、給与の未払いや遅延が頻繁に起こってしまいます。
キャストはおろか、男性スタッフにすら給与を支払えず閉店するような店舗も中には存在します。そうするとスタッフは泣き寝入りするか、責任者に辛抱強く連絡を取り続けなければなりません。連絡を取っても責任者が立て替えることもないので、泣き寝入りすることがほとんどです。
給与未払いや、支払いの遅延が起こるようなら、経営状態を疑うようにし、手遅れになる前に次の店舗を探し始めるなどした方が良いかもしれません。

「なぜナイトワークの男性求人は稼げる仕事なのか?徹底解説!」について知りたい方はこちらの記事も併せてチェックしてみてくださいね。

劣悪店で働くとあなたにも影響が。優良店で働こう!

劣悪店で働くとあなたにも影響が。優良店で働こう!の説明

夜職をするのなら、絶対に優良店で働きましょう!
法律で定められた遵守事項を守れない劣悪店で働いてしまうと、あなたに災難が降りかかってくることも想定されます。
前項で説明したように、お給与を支払ってもらえないこともありますし、風営法を違反していると店舗に警察が入った際に事情を聞かれることもあります。

優良店は決められたことをしっかり守って営業をしているので、このようなことに巻き込まれる可能性は低くなります。夜職をするのであれば、優良店をしっかり見極め、働くことをおすすめします!

優良店と劣悪店の見極めをまとめた記事もございますので、こちらの記事もチェックしましょう!

まとめ

ナイトワークの業界は優良店と劣悪店を見極めることで、快適に働けるかどうかが決まります。劣悪店を選んでしまうと、仕事とは関係ない余計な気苦労をすることが増えるので、絶対に避けたいものです。
やるからには、余計な気苦労をすることなく、100%仕事に打ち込める環境の店舗で働きましょう!

MEN’S JOB(メンズジョブ)では、他にも経験者の方にも、未経験者の方にも役立つ記事を豊富にご用意しているので、働く前にぜひ一読して頂き、店舗選びの参考としてみてくださいね!

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著者情報

mens job編集者
大学在学中、池袋、歌舞伎町、六本木でスカウトマンとして活動。
大学卒業後、都内の広告代理店で約7年勤務後、西麻布で会員制ラウンジを運営する会社で約7年間勤務し、幹部社員として活躍。
自社店舗の現場の男子スタッフの生の声を聞き、店舗発展に貢献。
その傍ら、女性キャストの求人サイトの運営に携わり、サイト運営のノウハウを会得し、自身の経験で得た確かな情報により、情報の専門性・信頼性・透明性を高めることで、視聴者、求職者の求める疑問に真摯に向き合い応えていきます。
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