キャバクラや会員制ラウンジ、クラブといったナイトワークの店舗は全国的に見ても相当数の店舗が存在しますが、ナイトワークの店舗というのはほぼどの店舗も常に男子スタッフが不足しています。
そのため、新しく入ってくる新入社員や、アルバイトスタッフというのは非常に重要な存在であり、店舗は彼らが辞めないよう慎重に取り扱わなければなりません。
本記事では、キャバクラの新入社員に既存スタッフがやってはいけないこと、について解説していきたいと思いますので、店舗の男子スタッフの人事担当や、教育担当の方は参考にしてみてください。
新入社員には長く働いてもらうことを目的に入店してもらっている
冒頭説明したように、ナイトワークの店舗にとって新入社員というのは非常に重要な存在です。
アルバイトスタッフのみならず、正社員ともすれば尚更です。
まずは、大前提として、店舗の既存スタッフは新入社員には長く働いてもらうことを目的として入社してもらっている貴重な存在ということの理解が必要です。
「男性の離職を防ぐために必要なこと」について詳しく解説している記事となります。
こちらも併せて参考にしてみてください。
→キャバクラの管理職必見！男性の離職を防ぐために必要なこと
既存スタッフがこんなことをすると新入社員は退店してしまう
そんな新入社員が退職する際、自己都合なら仕方ないですが、店舗の責任、既存スタッフの責任で退職してしまうのは非常にもったいなく、本来であれば退職を防ぐことができたかもしれません。
そんなことにならないよう、既存のスタッフは事前に新入社員に対しやってはいけないことを理解し接するようにしましょう。
それでは、既存スタッフが新入社員に対しやってはいけないこととはどのようなことなのでしょうか。
あくまで、一例としてご紹介していきますので参考にしてみてください。
「ナイトワーク業界に従事していた男性スタッフの転職先」について解説している記事もありますので、こちらもチェックしてみましょう。
→ナイトワーク業界に従事していた男性スタッフの転職先
上から口調で命令する
まずは、先輩社員が上から口調で命令することです。
ひと昔前ならまだしも、昨今の男性は打たれ弱い男性が多く、一歩間違うとハラスメントで訴えられる、なんてこともあるかもしれません。
そのため、何かをお願いすることがあっても、優しく丁寧にお願いするようにしましょう。
間違えても、高圧的にお願いすることは避けてください。
初めからいきなり厳しい仕事を強要したり、一気に仕事を教える
次いで、いきなり厳しい仕事を強要したり、仕事を一気に教える、です。
こちらは、人手が足りていない店舗ほど起きやすいことですが、新入社員にいきなり仕事を大量に教えたり、難しい仕事をお願いすることは禁物です。
経験者ならまだしも、未経験者であれば、ただでさえ緊張している中で、一気に仕事を教えられても覚えることはできません。
どのような仕事でもそうですが、初めは店舗の雰囲気を見てもらうことから始め、誰でもできることを少しづつ教えていくようにしてください。
営業終了後、ご飯や飲みに連れ出す
最後に、営業終了後、ご飯や飲みに連れ出す、です。
これは勘違いしている方も多いと思いますが、コミュニケーションを取ろうと、良かれと思って営業終了後、新人をご飯や飲みに誘う男性は多いです。
しかしこれは逆効果になります。
なぜならば、新入社員はただでさえ慣れないことを始め、体力的にも精神的にも疲れており、一刻も早く家に帰ってゆっくりしたいと考えており、そんな状況でご飯や飲みに誘われてもしんどいだけです。
そのため、相手の心中を察し、営業終了後はそっとしてあげましょう。
もしコミュニケーションを図るのであれば、初めのうちは営業終了後、店舗内でコミュニケーションを取るようにし、外に連れ出すのであれば、人により差はあれど、入店して2～3ヶ月経過した後の方が良いでしょう。
新入社員は業務に馴れるまでは、とにかく安全運転を心掛けよう
新入社員は冒頭説明したよう、とにかく長く働いてもらうことを目的に入社してもらっています。
そのため、簡単に辞められては困るし、その原因を店舗側が作ってはいけません。
とにかく新入社員の扱いは慎重にして、業務に馴れるまでは安全運転を心掛けるようにしましょう。
良い人材にするために育成が大事なのも理解はできますが、焦ってはいけないですし、焦った故に退店されたら元も子もありません。
店舗の教育担当者はそれを念頭に置いて教育し、周囲のスタッフにも周知・共有するようにしましょう。
まとめ
本記事では、キャバクラの新入社員に既存スタッフがやってはいけないこと、について解説させて頂きましたがいかがでしたか。
ナイトワークの店舗において、新入社員というのはとにかく重要な存在です。
そのため、退店させないよう、慎重に大事に扱わなければなりません。
今回ご紹介したのは一例ですが、これだけでもしっかり守ることができれば新入社員の退店を防ぐことができるのではないでしょうか。
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