幹部がお客様やキャストの前で部下を叱ってはいけない理由

幹部がお客様やキャストの前で部下を叱ってはいけない理由、の説明

幹部には部下を指導する役割があります。しかし、この指導方法を間違ってしまうと、叱られたスタッフだけではなく、お客様やキャストにまで、店舗全体に悪い影響を与えることもあるので注意が必要です。

この記事では、幹部候補と呼ばれる男性スタッフが部下を指導するときに注意しなければならないポイントを分かりやすく解説していきますので、部下を指導する立場にある男性はぜひ参考にしてみてください!

叱らないといけないときは、人の見えないところで

叱らないといけないときは、人の見えないところで、の説明

営業中、部下を叱らないといけない場面というのは1日に何度かあることでしょう。叱ること自体は悪いことではありません。
しかし、叱る場面と場所はよく考えた上で叱りましょう。

部下を叱らないといけないときは、人前では絶対に叱ってはいけなくて、誰もいない場所で叱るようにして下さい。
それでは「なぜ人前で部下を叱る行為」はダメなのでしょうか?

新しいキャストや新人の男子スタッフが見たとき、怖がってしまい退店に繋がる

例えば、あなたが部下を叱る際、近くでまだ入店したばかりの男子スタッフが見ていたらどうでしょうか?
その新人スタッフは「自分もあんな感じで叱られるかも」と考え、これが理由で辞めてしまう恐れもあるでしょう。
では、近くで入店したばかりのキャストが見ていたらどうでしょうか?
「この店舗雰囲気悪いから続けられるか心配」「あのマネージャーさんに担当持ってもらいたくない」というネガティブな意見を持たれてしまうことでしょう。

「経験談!ナイトワークのバイトや社員の退店する理由と特徴!」について解説している記事となります。
こちらの記事も併せてチェックしてみましょう。

お客様に見られたとき楽しく飲んでた雰囲気が壊れる

お客様に見られたとき楽しく飲んでた雰囲気が壊れる、の説明

お客様は楽しく飲みたくて来店します。せっかく楽しく飲んでいたのに、目の前で叱っている男性や、叱られている男性を見てしまうと、いくら楽しい雰囲気で飲んでいたとしても全て台無しになってしまいます。
キャストや他の男子スタッフだけではなく、お客様にも叱っている場面は見られないように配慮するようにして下さい。

場の雰囲気が悪くなり、良いパフォーマンスができなくなる

強く叱る姿を見ることで、その場に緊張感が走ることがあります。良い緊張感ならいいのですが、この場合は完全に悪い緊張感であり、他のキャストや男子スタッフは萎縮してしまい、パフォーマンスにも影響が出てしまうでしょう。
「ミスをしたらあんな感じで自分も怒られるかも」と、それを見た人たちが考え、いつものパフォーマンスができなくなってしまう恐れがあります。

叱ることは決して悪いことではないのですが、面前で叱るというのは、場の雰囲気を乱し、キャスト、スタッフのモチベーションを低下させる行為です。また、それを見たお客様が気分を害されて退店されてしまうリスクもあります。
良いことは何一つないので、部下を叱る際は営業終了後や、営業中であれば誰にも見られないような場所で叱るようにしましょう。

部下やキャストに威圧的・高圧的なマネージャーは評価が低い

部下やキャストに威圧的・高圧的なマネージャーは評価が低い、の説明

基本的に、自分より立場の低いスタッフやキャストに対して高圧的に接するマネージャーの評価は低くなります。部下からの信頼性も薄くなり、恐怖で押し付けるような働きづらい環境になってしまうでしょう。
そういった情報は必ず店長など幹部の耳にも入り、降格するというケースもあり得ますのでマネージャーの方や管理職の方は気を付けてください。

怒っているときほど丁寧な口調を心掛けよう

人前で叱ることは良くないことですが、叱ること自体は悪いことではありません。むしろ、そのスタッフを成長させるために絶対必要なものです。
問題は叱り方です。部下に素直に受け入れて欲しいのなら、人がいないところで、感情的にならず、冷静に丁寧な口調で叱るよう心掛けてください。

「男子スタッフはキャストや部下を怒るよりも、叱ることが大事!」について詳しく解説しております。
こちらの記事もチェックし、実践してみましょう!

まとめ

この記事では、部下に対する叱り方を解説しました。ナイトワークに限った話ではなく、どの業界でも、どの仕事でも上司と部下の関係性というのは大変重要なものになります。
叱ることは悪くないことですが、叱る場面と場所をわきまえて叱るようにしましょう。

MEN’S JOB(メンズジョブ)では、ナイトワークで働く男性スタッフが退店・離職する理由をまとめている記事もございますので、人材の流出を止めたいと思っている幹部候補の方はぜひ参考にしてみてくださいね!

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著者情報

mens job編集者
大学在学中、池袋、歌舞伎町、六本木でスカウトマンとして活動。
大学卒業後、都内の広告代理店で約7年勤務後、西麻布で会員制ラウンジを運営する会社で約7年間勤務し、幹部社員として活躍。
自社店舗の現場の男子スタッフの生の声を聞き、店舗発展に貢献。
その傍ら、女性キャストの求人サイトの運営に携わり、サイト運営のノウハウを会得し、自身の経験で得た確かな情報により、情報の専門性・信頼性・透明性を高めることで、視聴者、求職者の求める疑問に真摯に向き合い応えていきます。
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