あなたはナイトワークで求人情報を探す際に、どの条件に着目してお店をお探しでしょうか？
スタート時の月収（高収入であるか、お給料から日払いが可能か）、採用条件の広さ（未経験でも採用されるか、年齢不問か、学歴不問か、副業可能か、社員寮が完備されているか）、業務内容（勤務地や、勤務時間を含めた仕事内容）、身だしなみ（髪型やひげなどの自由度の高さ）
こういった点に注目して求人情報から応募をされている方が多いのではないでしょうか？
それもそのはず、様々な求人サイトを見ると、待遇面については細かな記載をしているもののスタッフの福利厚生について詳しく掲載しているお店はあまり多くないのが実情です。
もしかしたら、ナイトワークでは福利厚生が完備されてない、といった印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが条件が当て嵌まれば、福利厚生を受けられます。
本記事では、そんなナイトワークにおける福利厚生の重要性について解説していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
福利厚生って何で大事なの？
ナイトワークはやはり高収入が魅力な業種ではありますが、長く勤務することを考えると福利厚生も非常に重要な要素となってきます。
募集要項を見る際には必ず福利厚生についての記載にも注目してみましょう！
という訳で、今回の記事では、ナイトワークでの福利厚生について解説していきます！
ナイトワークに限らず社会人なら福利厚生を知っておこう
キャバクラや会員制ラウンジ、クラブといったナイトワークに限らず、社会人たるもの福利厚生について知っておいて損はないはずです。
福利厚生は大きく分けて「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」のふたつに分けられます。
・法定福利厚生とは……企業が従業員に提供しなければならないと法律で定められているものを指します
具体的には健康保険、雇用保険、厚生年金保険、労災保険、介護保険、子ども子育て拠出金がこれに該当します。
・法定外福利厚生とは……上記とは別に企業が用意している制度が当てはまります
一例として、住宅手当、通勤交通費、退職金、社員食堂（飲食店では賄い）、その他ジムなどの施設の利用割引や健康診断の受診料など
それでは法定福利厚生について、もう少し詳しくみていきましょう！
「ナイトワークの男子スタッフって辞めた後失業保険は出るの？」について詳しく説明している記事となりますので、併せてチェックしてみてください。
健康保険とは？
健康保険は、病気やけが、またはそれによる休業、出産や死亡といった事態に備える公的な医療保険制度です。
健康保険は被保険者と事業主が保険料を負担しあって運用されています。
パートタイマーなど労働条件が一定の基準を満たさない場合を除き、本人の意思にかかわらず、誰もが被保険者になります。
厚生年金保険とは？
厚生年金の加入条件は、厚生年金保険の適用を受けている会社（適用事業所）で働いていることです。
16歳でも18歳でも70歳未満の場合であれば誰でも加入できます。
厚生年金の加入手続きは企業が行い、保険料は企業と社員とが折半して支払います。
雇用保険とは？
労働者が失業した場合などに必要な給付を行い、労働者の生活及び雇用の安定を図るとともに再就職の援助を行うことなどを目的とした雇用に関する総合的な機能をもった制度です。
労災保険とは？
労災保険とは、業務上の事由又は通勤による労働者の負傷・疾病・障害又は死亡に対して労働者やその遺族のために、必要な保険給付を行う制度です。
キャバクラや会員制ラウンジでウェイター・ボーイとして働く前に必ず福利厚生はチェックしよう！
ここまで大まかに福利厚生についてご説明させていただきましたが、福利厚生が充実している＝企業として社会的信頼が高い＝優良店
と、必ずしも全ての店舗がこの図式に当てはまるとは言えませんが、お店選びの中でひとつの目安となるでしょうから、応募前もしくは面接時に必ず確認することをおすすめします。
「男性スタッフにも影響必至！夜職に関する法律とは？」について解説している記事もありますので、こちらの記事も併せてチェックしてみてくださいね。
まとめ
今回はナイトワークの福利厚生について詳しく解説させていただきました。
少し小難しい話にはなりましたが、自身が働く上で非常に重要な要素の1つになるので、働く前に必ずどういった福利厚生が付くのかは確認するようにしましょう。
最低限の福利厚生も受けられない店舗はおすすめできませんし、そういった店舗で長く働くことはリスクにもなります。
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