一般的な会社では、いくつかの条件を満たせば退職後、次の仕事が見つかるまでの間、失業保険を国から受け取ることができますが、ナイトワークの男子スタッフの仕事は退職後に、一般的な仕事同様、失業保険を受け取れるのでしょうか。
疑問に思う男性も多いかと思いますし、そもそも受け取れないと考えている男性も多いかと思います。
本記事では、「ナイトワークの男子スタッフって辞めた後失業保険は出るの？」について解説していきたいと思いますので、詳しく知りたい方は参考にしてみてくださいね。
男子スタッフは労働条件を満たしていれば、退店後失業保険を受け取れる！
キャバクラやラウンジ、クラブなどの店舗で働く男子スタッフは、労働条件を満たしていれば退職後、国から失業保険を受け取ることができます。
しかし、受け取るためには最低限、労働条件を満たしていなければなりません。
それでは、どのような労働条件となるかを説明していきます。
アルバイトではなく、正社員で働いている
1つは、アルバイトではなく、正社員として勤務していることが条件です。
アルバイトは非正規雇用者となりますので、アルバイトでもなく、契約社員でもなく、正社員として働いていなければなりません。
正社員としての勤続年数が1年以上ある
次いで、正社員としての勤続年数が1年以上ある、です。
正社員として店舗の男子スタッフとしては働き始めて1年以上働いていることが条件となります。
もし働き始めた日にちが曖昧な方は、店舗で保管している雇用契約書を確認してみましょう。
自己都合、または会社都合で退職している
最後に、自己都合、または会社都合で退職している、です。
懲戒解雇などでは失業保険は受け取れないので注意が必要です。
会社都合の退職とは、リストラなどで自分の意志とは関係なく、会社の都合で退職した場合のことで、細かい規定などは役所や法律事務所に問い合わせしてみましょう。
店舗を法人として運営し、会社が税金をしっかり納めていることが前提条件
失業保険を受け取るには、先述の通り個人の労働条件を満たしていなければ該当しませんが、まず大前提として、店舗を運営する会社が法人として運営されており、納税していることが絶対条件となります。
店舗によっては納税義務を怠って脱税しているような店舗もありますので、どの店舗でも当てはまる、というわけではありませんので注意しましょう。
退職した理由が自己都合か、会社都合かで受給開始までの日にちと、受給日数が決まる
退職した理由が自己都合か、会社都合かにより、失業保険を受け取れるまでの日にちと、受給日数が異なります。
そのため、退職する際は、自己都合での退職となるのか、会社都合での退職となるのかにより失業保険を貰える金額が異なり、すぐ貰えるのかどうかも異なるため、個人でしっかり把握しておく必要があるでしょう。
「夜職を退職後失業保険申請の流れ」について経験者が解説している記事もあるので、併せて参考にしてみましょう。
→夜職の男子スタッフが退店後、失業保険を受け取るには？
まとめ
あまり知られていないことですが、ナイトワークの男子スタッフの仕事でも、真っ当に運営している店舗であれば、退職後失業保険を受け取ることができます。
そのためには、個人でもいくつかの労働条件を満たしていなければいけませんが、しっかり把握し、退職後もしっかり失業保険を受け取れるような段を取るようにしましょう。
MEN’S JOB(メンズジョブ)では他にも、「男子スタッフにも影響がある夜職に関する法律」について解説している記事など、経験者にも未経験者にも役立つ記事をたくさんご用意しております！
気になる方は、お時間のある際にぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね♪
→男性スタッフにも影響必至！夜職に関する法律とは？
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