夜職の男子スタッフが退店後、失業保険を受け取るには?

夜職の男子スタッフが退店後、失業保険を受け取るには?の説明

今回の記事では、失業保険について解説させていただきます。
失業保険という制度について、もちろん見聞きしたことはあるが詳しい内容まではわからない、中にはそんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?

失業保険は職種に関わらず、受給条件さえ満たしていれば広く受けることができる制度ですので、是非参考にしてみて下さい!
本来しっかり申請すれば受給できる可能性がある金銭を、受給条件を知らないがために受け取れないのは非常にもったいなく、夜職で働く男性でも受給条件さえクリアすれば失業保険を受け取ることが可能です!
この記事を見て、失業保険について少し知識を得て、自分が当てはまるかどうか確認してみましょう。それでは、詳しくみていきましょう。

雇用保険に加入していることが前提

雇用保険に加入していることが前提、の説明

まず大前提ではありますが、雇用保険に加入していることが必須です。
雇用保険制度とは、雇用保険料を支払うことで、失業してしまった場合に再就職までの期間について、失業保険(手当)を受給できる仕組みです。
雇用保険料は事業主と従業員の双方の負担によって成り立っています。
一般の事業(夜職も含まれます)の場合、従業員の負担率は給与支給額の0.003%(令和4年2月現在の雇用保険料率)で、下記の計算式で求められます。
給与(または賞与)額×0.003=雇用保険料
※例えば月の給与が300,000円の場合、900円がその月の雇用保険料として源泉控除されます。

また、従業員が雇用保険の加入条件を満たしているにもかかわらず、加入を怠ると、事業主に対して6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金といった罰則が設けられています。
アルバイトなど雇用形態に関わらず、事前に加入条件に適用されるのか確認しておくと安心ですね!

一般的に失業手当は離職前の給与のおおよそ50%から80%が目安で、給付を受けられる期間は3ヶ月から1年間ですが、離職理由や離職時の年齢によって給付額は異なります。
見落としてはいけないポイントが、過去2年間で12ヶ月以上加入期間がある(倒産などの会社都合や、自己都合でも怪我や病気などの正当な理由があった場合には1年間で6ヶ月以上に軽減されます)ことです。
『雇用保険に加入している』=『失業保険の対象』ではないという点に注意しましょう。

「夜職における福利厚生」について詳しく解説している記事もあるので、併せて参考にしてみてくださいね。
→ナイトワークの男子スタッフでも社会保険は入れる?福利厚生の重要性とは

失業保険申請の流れ

ここまで、雇用保険と失業保険の仕組みについてご説明しました。
では次に、不慮の離職があった際の申請の流れを見ていきましょう。
申請はたったの3ステップです。
①ハローワークにて雇用保険被保険者証や離職票などの必要書類を提出する
②案内された日に説明会に参加し、求職活動を行う
③失業認定日に再度ハローワークへ行く
この3ステップをクリアすれば、手当の給付が行われます。

少し手間ではありますが、次の職が見つかるまでの間、少しでも給付が貰えると生活にも余裕が持てるのではないでしょうか。

失業保険受給中にもアルバイトができる

また、失業保険受給中も条件内であれば収入を得ることが可能です。
※アルバイトや日雇い労働など,2週間以内もしくは週20時間未満の労働であること。この条件を超えて働いてしまうと『就業状態』とみなされ、手当の支給がストップしてしまいます。
転職活動中に失業保険を受け取りつつ、他の仕事で少しでも稼ぎたい、という方はハローワークの担当者に確認を取りましょう。

休養と社会復帰のための支援制度

併せて知っておきたいのが、失業手当とは異なる傷病手当金という給付制度が存在することです。
鬱や睡眠障害といったメンタルの不調や、身体の不調により療養が必要と診断された方に向けた制度です。
夜職の仕事でも、心身に不調をきたしてしまった結果、やむを得ず休職・退職するというケースが稀にあります。
そういった場合に、支援が受けられる制度があるということを知っておくだけでも安心ですよね!

条件を満たしていたら、店舗の担当スタッフや、本社の管理部門のスタッフに問い合わせてみよう

条件を満たしていたら、店舗の担当スタッフや、本社の管理部門のスタッフに問い合わせてみよう、の説明

できることならば、同じ職場に長く勤め上げたいというのが本音ですが、様々な要因で就業が継続できなくなった場合にも、失業保険制度を利用できれば一定の収入を確保することができます。
制度を利用する・しない、はさておき、離職する際には必ず店舗から『雇用保険被保険者証』と『離職票』を受け取ることをオススメします。
どの店舗にも必ず、各社員やアルバイトの給与や福利厚生をまとめている部署や担当者がいるはずですので、分からないことがあれば、店舗の各担当者に必ず聞くようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、失業保険ついて詳しく解説させていただきました。
夜職の男子スタッフの仕事でも、給付条件を満たせば、失業保険を受け取ることが可能です。
各個人にとっても知らないと損をする話ですので、現在男子スタッフとして働いている男性も頭の片隅に入れておいて頂ければと思います。

MEN’S JOB(メンズジョブ)では他にも、「男性スタッフも知っておくべき夜職に関する法律」について解説している記事など、経験者にも未経験者にも役立つ記事をご用意しております!
気になる方は、お時間のある際にぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね♪
→男性スタッフにも影響必至!夜職に関する法律とは?

男子スタッフの求人情報も、キャバクラ、クラブ、ラウンジの他にも、西麻布や六本木のBarの男性求人情報も掲載しておりますので、気になる方は応募してみましょう!
職種もウェイター、ホールだけではなく、バーテンダー、ソムリエ、送りドライバー、ヘアメイク、キッチンなど様々な職種を募集している求人情報が満載です!
高級店の求人から大衆店の求人まで、幅広い店舗の求人情報がありますので、店舗の求人情報を今すぐチェックしてみてください!
常に最新の店舗の求人情報を掲載しており、正社員、アルバイトの求人店舗も多数ありますので、アルバイト希望の男性も、正社員希望の男性も、店舗の求人情報をチェックし、気になる求人があれば、MEN’S JOBから気軽に応募してみてくださいね♪

著者情報

mens job編集者
大学在学中、池袋、歌舞伎町、六本木でスカウトマンとして活動。
大学卒業後、都内の広告代理店で約7年勤務後、西麻布で会員制ラウンジを運営する会社で約7年間勤務し、幹部社員として活躍。
自社店舗の現場の男子スタッフの生の声を聞き、店舗発展に貢献。
その傍ら、女性キャストの求人サイトの運営に携わり、サイト運営のノウハウを会得し、自身の経験で得た確かな情報により、情報の専門性・信頼性・透明性を高めることで、視聴者、求職者の求める疑問に真摯に向き合い応えていきます。
男子スタッフの求人応募はこちらから!
Click Here