「高収入だから」「ドラマや映画を見て憧れたから」など、キャバクラで働く男性スタッフの理由はさまざまです。
その中で「お客様の人脈を作りたい」「自分の人脈を広げたい」という目的を持ってナイトワークを始める男性も少なくなく、この人脈をその後の人生に役立てようとする人もいるのです。
この記事では、そんな男性スタッフとお客様の人脈について、解説していきたいと思います。
ウェイターの志望動機として常に上位に来るのが人脈作り
この「お客様との人脈作りをしたくてこの仕事を始める」というのは、ウェイターの志望動機で上位に来るものです。
キャバクラや会員制ラウンジには、著名な人や社会的地位が高い人が頻繁に来店するので、その人達と人脈を作ろうと考えてナイトワークを始める、という男性も多いです。
このような考えを持ってナイトワークのお仕事をすること自体、特に悪いことではありませんが、それなりにリスクのある行動とも言えますので覚えておきましょう。
結論は基本的に人脈は作れない
では、ウェイターとして働くことで、本当にお客様との人脈が作れるのでしょうか。結論から述べると、基本的には無理です。
お客様は、キャストに会いに店舗に来店されます。お客様の目的はキャストなのです。キャストとお客様の人脈や関係は構築されるかもしれませんが、ウェイターとお客様の人脈や関係が構築されることはほぼありません。
中には、ウェイタ―を気に入って、一緒に飲もうと誘ってくるお客様もいるかもしれません。しかし、あくまで飲みの席ということと、お客様はキャストに夢中なので、ウェイターの顔や名前などいちいち覚える人はおらず、店舗外で会ったとしても気づかれないことがほとんどです。
店長やマネージャーレベルになれば対等に話せるかもしれませんが、ウェイターでは基本的に人脈を作れないと考えていいでしょう。
まず、お客様に連絡先を聞かれるようなことがあっても、必ず上司や先輩社員に相談して判断を仰ぐようにしましょう。
あなたの独断で勝手に連絡先を教えてしまい、後々大事になるリスクもしっかり考えましょう。
どんなリスクがあるのか理解した上で、自分の行動に責任を持とう
人脈を作ろうとして、あなたがお客様と仲良くなり、店舗外で話しをするようになったとします。
何か些細なことでお客様を怒らせてしまったとき、その矛先は店舗に向きます。
それが1日数十万円と使うお客様だったらどうでしょうか。あなたが原因で店舗に飲みに来なくなってしまったら。
当然、普段指名されているキャスト、店舗のすべての人に多大な迷惑がかかります。
そのリスクを考えれば、いちウェイタ―がそこまでの責任は当然負えません。
ですので、基本的にウェイタ―がお客様と人脈を作ることは難しく、そのリスクをしっかり考えて行動するようにしましょう。
想定外のことがあったときは独断で判断せず、必ず上司や先輩社員に相談をしましょう。
他にも「ナイトワークの男子スタッフが気を付けないといけないこと」についてまとめた記事もありますので、こちらの記事も併せて参考にしてみてください！
まとめ
ウェイターの志望動機はさまざまです。この業界は、色々な目的を持った男性たちが集まる業界でもあります。どんな理由であれ、仕事に対する熱意だけは持って働くようにしましょう。
また、自身の勝手な判断で周囲に迷惑を掛けてしまってからでは対応が遅れてしまうため、自身の判断に困ったときは必ず直属の上司や、先輩社員に相談するようにしましょう！
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