どのような業種でも、正社員として働くとなると、その会社の隅々を調べ、待遇や働き方を調べ、慎重にならざるを得ません。
それは他の一般企業同様、夜職の仕事も同様です。
特に夜職の業種は、正社員として働く際、敬遠されがちで、その理由としてブラックな環境なのではないか？職場でハラスメントが蔓延しているのでは？といったことが挙げられるのではないでしょうか。
本記事では、男性が行う夜職の正社員の待遇面から働き方まで解説していきますので、夜職で正社員として働こうか悩んでいる男性は是非参考にしてみましょう！
現在、夜職ではブラックな労働環境の店舗は非常に少ない！
キャバクラやラウンジ、クラブといった店舗で働く男性が行う夜職の仕事は、労働環境がブラックなのでは？と思っている男性は多いかと思います。
それもそのはず、ひと昔前までは、週6日勤務、拘束時間が12時間超え、サービス残業は当たり前。
夜職はそんな店舗が全国的に見ても非常に多かったです。
しかし近年（ここ5～10年）、夜職で働く男性の労働環境は大きく変わってきており、完全週休2日、拘束時間10時間、実労働8時間、残業なし、このような店舗が都心部を中心に広がっています。
地方郊外のキャバクラなどは、まだ労働環境がブラックな店舗も多いですが、都心部では間違いなく改善が進んでいるといっていいでしょう。
一般の企業と比べても遜色ない労働環境であり、給与面も考慮すると、中小企業で働くよりも良い労働環境で働くことができ、収入も良くなる、といったケースも中にはあるぐらいなのです。
夜職で正社員として働く男性の待遇面！
正社員で働く上で、気になるのは待遇面かと思います。
夜職の店舗で働く男性の待遇面を知らない男性も多いと思いますので、早速解説していきたいと思いますので、見ていきましょう。
夜職で正社員として働く男性の給与
まずは、夜職で正社員として働く際の給与、に関してです。
現在、都心部の夜職の正社員の給与水準は年々高騰している傾向にあります。
高い店舗では最低400,000円～スタートという店舗もあり、平均値をとっても、新入社員の給与は300,000円前後からスタートとなります。
この水準は一般企業の新入社員の給与と比較しても5～7万円ほど高く設定されております。
夜職で正社員として働く男性の福利厚生
次いで、夜職で正社員として働く際の福利厚生、に関してです。
福利厚生というのはいわゆる社会保険や、交通費支給、有給があるか、など、自身が働く上でどこまで会社が負担してくれるか、というものになります。
ひと昔前まで夜職の仕事は、福利厚生もほとんど付かないような状況でしたが、近年は改善され、店舗によっては社会保険完備、有給あり、交通費支給、ボーナス支給、家賃補助あり、といったように一流企業と比べても遜色がない福利厚生を用意しているような店舗も存在します。
給与同様、夜職で働く正社員は手厚い福利厚生を受けられる店舗も増えてきているため、店舗の求人の募集要項をしっかりチェックしてみましょう！
福利厚生の重要性について解説している記事もあるので、気になる方は併せて参考にしてみてくださいね。
→ナイトワークの男子スタッフでも社会保険は入れる？福利厚生の重要性とは
夜職で正社員として働く男性の休日
最後に、夜職で正社員として働く際の休日、に関してです。
こちらも正社員として働くことを決める上で重要な要素となるかと思います。
冒頭説明したように、夜職の正社員というのは、ひと昔前まで週6日勤務、12時間拘束、サービス残業が当たり前の仕事でした。
しかし、労働環境も近年改善され、未だブラックな労働環境のお店ももちろんありますが、都心部では、ほとんどの店舗で週休2日休むことができ、拘束時間も8～10時間程度、残業なし、といった店舗が増えてきております。
昔は正社員として働くと時間がないため、なかなか結婚できない、家庭を持てないという男性が多かった夜職の世界ですが、昨今では、結婚しても十分家庭の時間も作れるため、結婚して夜職で働いているという男性の割合も増えてきています。
現在の夜職は正社員として働いても、自分の時間を確保でき、オンオフ付けられる！
夜職の正社員の仕事に対して、労働環境がブラック、といったような考えを持っている男性は多いかと思います。
しかし、今回説明したように、夜職の正社員の労働環境、待遇面は大きく改善されており、今や、一般企業で勤めるのと遜色がない、もしくはそれ以上の良い待遇で働くことができる店舗が増えてきています。
そのため、自分の時間をしっかり確保することができ、まとまった休みを取得することもできるため、オンオフを付けやすい環境となっています。
ただし、未だ郊外へ行くと、ひと昔前のままのブラックな労働環境で、低賃金で働かされるような店舗も存在するため、店舗選びは慎重にしなければならないでしょう。
まとめ
男性の行う夜職の正社員の労働環境というのは15～20年前までは劣悪な環境のお店が多かったですが、ここ5～10年で環境は大きく改善されてきています。
正社員の給与水準は高くなり、労働環境はしっかり週休2日休め、福利厚生も充実しているような店舗はどんどん増えてきており、今後もっともっと働きやすい、魅力的な職へと変わっていくことでしょう。
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