会員制ラウンジ元マネージャーが語る「優秀な部下の育成方法」

会員制ラウンジ元マネージャーが語る「優秀な部下の育成方法」の説明

マネージャーたるもの、部下を育てるのが仕事の大部分といっても過言ではありません。部下育成は重要課題の1つです。
部下育成ができていない店舗は、チームを率いるマネージャークラスの人材が不足し、成長するどころか衰退してしまいます。
今回は、私の経験を元に「優秀な部下の育成方法」をお話させて頂きます。

マネージャーにとって優秀な部下とはどんな部下?

マネージャーの指示を受けて動く人材から、チームを率いるマネージャーへと計画的に育成することが重要です。
特に、営業戦略や売上向上に貢献できる部下、マネージャークラスの部下を多く育成できる店舗ほど大きく発展します。
優秀な人材は、給料や待遇なども好条件ですでにどこかの店舗で働いている場合が多く、外部の店舗から獲得するよりも社内の部下を育成したほうが現実的です。
そういった意味でも、部下育成は店舗にとって外せない重要課題となっております。

優秀な部下の育成方法とは?

優秀な部下の育成方法とは?の説明

実際マネージャーになったものの、優秀な人材が育たない、部下の成長に伸びしろを感じない、といった悩みを抱えていませんか?
ゆくゆくは店舗の未来を担う若手の人材育成は大きな課題なので、部下が育たないと不安になりますよね。
そこで本記事では、育成を行う上で押さえておくべき4つのポイントを紹介たいと思います。ポイントを押さえることで、効果的に部下の能力を引き出せるようになるでしょう。

「キャバクラで働く男子スタッフの隠れた才能を見出そう!」について解説している記事となりますので、併せてこちらの記事もチェックしてみてください。

コミュニケーションを頻繁に図る

まずは部下とコミュニケーションを頻繁に取り、部下の現状を把握しましょう。
部下に不足しているスキルや知識を見抜くことが重要です。部下の現状が分からないままでは、最適な育成方法がわかりません。
会話の中から、部下に不足している能力や伸ばせそうな能力が分かれば、取り入れるべき育成手法が分かります。

また部下とのコミュニケーションは、信頼関係を築くためにも大切なことです。信頼できる上司からの指摘やアドバイスは、素直に受け入れる傾向が見られますが、信頼関係がなければ素直に受け入れづらくなってしまします。

目標を設定する

目標を設定することで、部下のモチベーションを保ちやすくなります。
ポイントは、高すぎず低すぎない実現可能な目標を設定すること。目標が高すぎたり低すぎたりすると、取り組む前からモチベーションを下げてしまう恐れがあります。
他にも、適切かつ具体的な目標を設定することも大切です。それぞれの部下に適した目標を設定しましょう。
目標を達成した際は、褒めてあげることはもちろん、食事を奢るなどのご褒美を設定しても良いでしょう。

「キャバクラで働く男子スタッフの成長には個々の歩幅がある!」について解説しておりますので、こちらの記事も参考にしてみましょう。

自ら考えて動けるように主体的に動く状況を作る

教えるだけでなく部下に考えさせることも重要です。
仕事をする中で「どう対処するべきか?」といった疑問は必ず出てきます。
そんなとき、自分で考えようとする部下は、この先マネージャークラスの人材に育つ可能性が高いでしょう。

しかし、答えを求めてばかりで自分では考えない部下は、いつまで経っても成長しません。
人から教えられるよりも、自分で考えて導き出したほうが身につきます。
もし部下からヘルプを求められたときは、まずは答えではなくヒントを出して、自分で考える習慣を身に付けさせ、答えを見つけられるようサポートしましょう。

失敗した時は「怒る」のではなく「叱る」

部下が失敗したときは、感情的に「怒る」のではなく、理性的に「叱る」ようにします。

上から目線で感情的に怒ると部下は萎縮するだけです。
何がいけなかったのか分からず、重要な課題を見落としてしまいます。原因が分からないままでは、同じような失敗を繰り返す可能性もあり、部下育成として意味がありません。
さらに、部下は今後ミスをしたとき、「また怒られる…」という恐れから、すぐに報告しなくなるかも。報連相が遅れれば、対処できるものも対処できなくなりますね。

部下がミスをしたときは、具体的に指摘することがポイントです。
ミスをしたことを責めるのではなく、「こうするべきだった…」と部下が気付けるよう導きましょう。
ただし、キャストやお客様の前では部下を叱ってはいけません。

部下を面前で叱ってはいけない理由をまとめている記事もありますので、こちらも参考にしてみてください。

優秀な部下を育てることでマネージャーや店舗にとってメリットとは?

優秀な部下を育てることでマネージャーや店舗にとってメリットとは?の説明

優秀な部下が育てば、マネージャーは自分の仕事を任せられるようになり、手が空きます。そのぶん、他の領域の仕事にチャレンジできます。
例えば、ホール業務しかやったことがない人が付け回しにチャレンジしたりと自分自身のレベルアップにつながります。
マネージャーの出来ることが増え、店舗運営のすべての業務を把握出来たら次は、いよいよ店長へのステップアップも見えてきます。
また、優秀な人材が増えれば、店舗の発展に繋がることは言うまでもないですね。

まとめ

優秀な部下を育てることは自分自身の分身を作ること。
優秀な部下を育てることは、店舗のためだけでなく自分の出世のためになります。
優秀な部下を育てることが上手な人は部下に慕われています。

黒服、ボーイ同士で営業後に飲みに行ったり、休日に一緒に出かけたり…。
単純な上司と部下という関係性だけでなく、人間的に慕われるようなマネージャーになりたいですね!
部下を育てる技術は夜の業界に限らず、すべての業界で使っていける技術です。
一度身につけてしまえば、あなたのその後の人生においても必ず役に立つことでしょう!

MEN’S JOB(メンズジョブ)では他にもマネージャーにとって重要な業務であるお客様対応について、元マネージャーの方にお話しを伺っている記事もございます。
マネージャーの方、これからマネージャーを目指す方には有益となる記事が多数ありますので、ぜひ参考にしてみてください!

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著者情報

mens job編集者
大学在学中、池袋、歌舞伎町、六本木でスカウトマンとして活動。
大学卒業後、都内の広告代理店で約7年勤務後、西麻布で会員制ラウンジを運営する会社で約7年間勤務し、幹部社員として活躍。
自社店舗の現場の男子スタッフの生の声を聞き、店舗発展に貢献。
その傍ら、女性キャストの求人サイトの運営に携わり、サイト運営のノウハウを会得し、自身の経験で得た確かな情報により、情報の専門性・信頼性・透明性を高めることで、視聴者、求職者の求める疑問に真摯に向き合い応えていきます。
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