経験談!ラウンジが男子スタッフの離職を防ぐためにできる事

経験談!ラウンジが男子スタッフの離職を防ぐためにできる事、の説明

どのような業種でも、常にアルバイトスタッフや、正社員の離職というのは悩みの種になるかと思います。
ナイトワークの仕事も同様で、多くの店舗ではアルバイトスタッフや正社員が不足しており、常に男子スタッフを必要とし、求人を出しているような状態です。

今回は長年ラウンジでの経験が長かった私の経験談から「キャバクラやラウンジが男子スタッフの離職を防ぐためにできること」について解説していきたいと思いますので、店舗で男性をまとめる役職者や、全体を管理するマネージャーの男性は是非参考にしてみてください。

ナイトワークのアルバイトスタッフ、正社員の離職は店舗にとっていつでも悩みの種

ナイトワークのアルバイトスタッフ、正社員の離職は店舗にとっていつでも悩みの種、の説明

求人広告を掲載し、面接をしてアルバイトスタッフを採用したとしても、すぐに辞めてしまう・・・。
せっかく男子スタッフを採用してもすぐに退店されてしまっては、求人広告費や求人広告の作成、業者とのやり取り、面接や応募者とのやり取りにかけたコストがすべて無駄になってしまいますね。

そこで、今回は私の経験談から、キャバクラやラウンジのナイトワークの店舗において、アルバイトスタッフや正社員の男子スタッフの離職を防ぐために店舗側ができる事をご紹介致します。

ナイトワークの男子スタッフを離職する男性の主な理由

まず、なぜナイトワークの男子スタッフが離職するのか理由を整理しなければなりません。
ナイトワークの男子スタッフが離職する主な理由を以下にご紹介します。
退職理由によっては物理的に防ぐことが難しいこともあるかと思いますが、一度目を通してみてください。

「男子スタッフの離職を防ぐため環境を変える必要性」について解説している記事もあるので、併せて参考にしてみてください。
→男子スタッフの退店には理由がある!環境を今一度見直そう!

男子スタッフはナイトワーク特有のギャップに戸惑う

ナイトワークの男子スタッフは、アルバイトスタッフでも正社員でも、初めはナイトワーク特有のギャップに戸惑うことでしょう。
まず、日々の生活が不規則な時間帯になりがちです。
お店がオープンする前の開店準備から仕事が始まり、深夜にクローズしてもその後の締め作業やアフターのお供などで始発近くまで働くこともあり昼夜逆転になり体調を崩しやすくなります。

そして、ナイトワーク業界では時間にルーズな人が多いです。
自分が遅刻しないように頑張っていても周りが遅刻ばかりしてきたり、だらしない人たちばかりなら、真面目にやっているのが馬鹿らしくなりモチベーションも上がらない事でしょう。

男子スタッフは肉体的に辛い

次いで、忙しすぎて体力的、肉体的に辛いという声が多く聞かれます。
男子スタッフの仕事はお店が夜にオープンして深夜〜朝方にクローズするまで、掃除、お客様の接客、雑用などかなりの仕事量があります。
お店の方針や客席によってはお客様が入れたボトルなどのお酒を頂くこともあり、場合によってはお酒を飲むこともあります。
最悪、翌日二日酔いで辛いなか出勤しなくてはならないことも。

お店によってはお客様と女性キャストのアフターにボーイがお供することもあるでしょう。
帰宅するのが遅くなればなるほど、睡眠時間が削られてしまいます。
男子スタッフは働く時間も長いですし、体力的な問題が辞める理由になりやすいです。

男子スタッフは精神的に辛い

ナイトワークのお店は、最近は減ってきましたが、お店の体質によってはかなりの体育会系で縦社会です。
上下関係がかなり厳しく、慣れていない人は特に新人時代は苦労する方が多いかもしれません。
また、ミスした際に自分よりずっと年下の女性キャストに叱られたり、酔ったお客様に暴言を吐かれたりと、精神的に辛いこともあると思います。

店舗が男子スタッフの離職を防ぐためにできること

上記の主な離職理由を踏まえた上で、対策方法として店舗が男子スタッフの離職を防ぐためにできることは、どんなことがあるでしょうか。
以下にご紹介します。

話し込みをマメにして不満点がないかヒアリングする

業務的なことだけ教え、あとは放置、などは決してあってはなりません!
まずはお店に対してどう思っているか、不満はないか、働く上で難しいと思っていることはあるか等、上司は忙しくても定期的にヒアリングの時間を取りましょう。

場合によっては業務時間外に、飯に連れて行ってあげて、後輩男子スタッフの愚痴を聞いてあげたり、ストレスという名のガスを抜いてあげることも必要でしょう。

フォローを忘れないようにする

罪を憎んで人を憎まず、何かミスをしたとしても、感情的に怒らないようにしましょう。
ミスした原因がわからなければ一緒に考え、改善点を話し合いましょう。
そして、落ち込みすぎないよう、さりげなくフォローをするのを忘れずに!

男子スタッフなので、なかなか泣くことはないですが、表情に出さず分かりづらいだけで、かなり落ち込んでいるかもしれません。
ミスをした男子スタッフにはさりげなくフォローすることが重要になります。

店舗にとって男子スタッフは宝。大事に扱い、大事に育てる必要がある

店舗にとって男子スタッフは宝。大事に扱い、大事に育てる必要がある、の説明

ナイトワークの店舗にとっては、キャストがいない事には営業が出来ませんが、男子スタッフがいなければ、お店を回せません。
男子スタッフが足りていないお店は、いつまでたっても忙しく、手が足りません。
女性キャストだけでなく、お客様にも迷惑をかける事になるでしょう。
せっかく集まった女性キャストもお客様も他のお店に流れていってしまいます。

また、男子スタッフを育てられないお店は女性キャストも育てられません。
男子スタッフも大事に扱えないようなら、女性キャストの複雑な女心など到底理解出来ないでしょう。
もし、あなたのお店が男子スタッフがすぐに辞めていってしまうとしたら、今回の記事をぜひ参考にしていただき、お店の改善に役立ててみてください。

「キャストよりも男子スタッフが重要な理由」について解説している記事もありますので、こちらも参考にしてみてください!
→夜の店舗がキャストよりも男子スタッフが重要な理由とは?

まとめ

今回の記事では、経験談からラウンジにおいて男子スタッフの離職を防ぐために店舗側ができる事について、詳しく解説させて頂きましたがいかがでしたか?
店舗にとって男子スタッフというのは、キャスト同様に非常に重要な存在であり、替えがききません。
そのため、アルバイトスタッフ含め、店舗は男子スタッフを慎重に育て、定着させなければ、店舗として発展していくことは難しくなるでしょう。
男子スタッフが定着しない店舗は、いまいちど環境を見直し、改善の必要性を見出し改善に着手すべきでしょう。

MEN’S JOB(メンズジョブ)では他にも、「キャスト同様、男子スタッフの若返りも必要なナイトワーク」について解説している記事など、経験者にも未経験者にも役立つ記事をたくさんご用意しております!
気になる方は、お時間のある際にぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね♪
→ラウンジはキャスト同様、男子スタッフの若返りが必要!

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著者情報

mens job編集者
大学在学中、池袋、歌舞伎町、六本木でスカウトマンとして活動。
大学卒業後、都内の広告代理店で約7年勤務後、西麻布で会員制ラウンジを運営する会社で約7年間勤務し、幹部社員として活躍。
自社店舗の現場の男子スタッフの生の声を聞き、店舗発展に貢献。
その傍ら、女性キャストの求人サイトの運営に携わり、サイト運営のノウハウを会得し、自身の経験で得た確かな情報により、情報の専門性・信頼性・透明性を高めることで、視聴者、求職者の求める疑問に真摯に向き合い応えていきます。
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