アルバイトからナイトワークのキャリアをスタートし、わずか5年で六本木の名店TERRACE(テラス)の専務にまで登りつめたその処世術に迫る!【六本木・TERRACE/東専務】

アルバイトからナイトワークのキャリアをスタートし、わずか5年で六本木の名店TERRACE(テラス)の専務にまで登りつめたその処世術に迫る!【六本木・TERRACE/東専務】の説明

今や押しも押されぬ、六本木の有名大型高級会員制ラウンジへと急成長を遂げた六本木TERRACE。

今回は、西麻布の有名店でアルバイトとしてナイトワークのキャリアをスタートし、その後経験を積んだ後に独立、そして店名をTERRACEへと変えた中で、わずか5年のキャリアでこのTERRACEという大型高級会員制ラウンジのNo.2にまでのし上がった東専務に、MEN’S JOB(メンズジョブ)独占でインタビューさせていただきました!

わずか5年のキャリアで、これだけの有名店のNo.2を任せられている東専務の処世術に迫ります!
見た目はイカツイですが、見た目とは裏腹に非常に気さくで話しやすく、部下の面倒見の良さが伝わってくる東専務。
有名店の専務として、お客様への接客のあり方、男子スタッフや、上の役職を目指す現職の男性に向けた適格なアドバイス、経験談に基づく独立する際の注意点、東専務が考えるナイトワークの魅力など、存分に語っていただけました!
現職の男子スタッフはもちろん、未経験者にも経験者にも非常に参考になる貴重な内容となっていますので、ぜひご覧ください!!
※インタビュー中はマスクを外しておりますが、営業中はマスクを付けています

独立に関して:「この人だったらついていこう」と思えたからだと思いますね

独立に関して:「この人だったらついていこう」と思えたからだと思いますね、の説明

-「専務」というポジションは元々ありましたか?-

元々はなかったのですが、TERRACEになったタイミングで組織図を見直した時に代表の一つ下として、専務というポジションは新たに作られました。「常務」はまだないです(笑)
「顧問」とか呼び方は色々あったのですが、結果的に「専務」で良いんじゃないか、となりました。

-「専務」の業務内容は主に何なのでしょうか?-

対お客様方面の業務の統括が私の主な仕事です。
私の下には新しくエスコートで入った女性と、男子スタッフが2名いるのですが、お客様の対応やご挨拶、下の人間の連絡などの管理や、男性スタッフの面接などをしています。
代表は、お客様業務とキャスト、全体を統括しています。

−約2年前、西麻布の有名店舗から独立後、TERRACEを出店した時には、どのような不安がありましたか?-

不安は意外となかったですね。
当時働いていた店舗の全盛期の営業をみんなで回していたので、(その時と比較して)人数は少ないですが、不安はなかったです。
当時の店舗での営業経験で、やれるんじゃないか、と自信になっていたんだと思います。

-綿密に計画を立ててからの独立ではなく、勢いで独立した印象でしたが、それでも不安はなかったのでしょうか?-

1度目に独立した時も、ほぼ何も決まっていない状態からのスタートで、独立した当初は「どうしようかな」という状態になってしまっていましたね。
何をやるかすら決まってないぐらいでしたから(笑)
ただ僕らが今までやってきたのはラウンジなので、その道でやっていこう、というような感じでしたね。
当時は血迷ってバーとかをやろうとしてましたよ。メンズバーみたいな(笑)
ちょうどそんなタイミングで独立の話が回ってきて、ひとまずやってみようとなり1ヶ月ぐらいで準備しました。
不安がある、ないというより、忙しすぎてそれを考える時間がありませんでしたね。
基盤がない訳ではなかったのですが、キャストを揃えて、お酒やメニューを用意して、ほぼゼロからのスタートだったので、短い準備期間の中で少しでも進めていかないと、という状況でした。

−TERRACEを立ち上げるまでに2度独立という形を取っていますが、当時感じていた期待はそれぞれどんなものでしたか?-

それぞれ全然違う期待でしたね。
1度目の独立の時は「一旦、やってみるか」という具合に、長期的にやるような感じでは始めていなかったので、そこまではじめは大きな期待を持っていなかったですね。
2度目の独立に関しては、1度目独立したときと比べて準備期間の猶予があったので、個室を増やしたり、内装にも力を入れることができました。
前の店舗の内装があまりお客様から評判が良くなく、TERRACEに移転してからはお客様も内装を気に入ってくれ、お客様からお客様をご紹介して頂く機会も見込め、新しい層のお客様も増えたことで、売上面での期待が大きかったですね。
オペレーションについては若干の不安はありましたが、これからもっとお客様が増えるぞ、という期待がありました。

-以前働かれていた店舗から独立しようと思った理由は何だったのですか?-

その当時の代表に「一緒に新しいことをやろう」と誘ってもらいました。
そこで「この人だったらついていこう」と思えたからだと思いますね。
他のメンバーも同じだったと聞いています。

−独立志向を持った方も多いナイトワーク業界、独立を考えている方に向けて、実体験に基づいたアドバイスはありますか?-

金銭面では問題ないと思うんですけど、実際にやってみて思ったことは、金銭面よりも準備期間をいかに設けられるかが大事だと思いました
進めていってから、やらなくてはいけないことが山のようにでてきて、オープン間際になると、後からアレが足りない、コレが足りないと問題が出てきてしまうので…。
準備期間を充分確保することと、その準備をこれでもか、というほど確認し、しっかりやるのが一番良いのかなと思います。

昇進・昇格に関して:誰よりも売上げを作ろう。どの店よりもお客様に良いと思ってもらおう。と意識していました

昇進・昇格に関して:誰よりも売上げを作ろう。誰よりもお客様に良いと思ってもらおう。と意識していました、の説明

−昇進昇格が早いナイトワーク業界の中でも突出したスピードで出世なされている東専務ですが、昇進昇格していく上で、個人的に意識していたことはありますか?-

以前働いていた店舗では、対お客様の業務を担当するスタッフが多く、私自身深く関わっていくことはできなかったのですが、独立してからは、現在の対お客様の業務を改めて頑張ろうと心に決めました。
誰よりも売上げを作ろう。どの店よりもお客様に良いと思ってもらおう。と意識していました。
どの業界でもお客様が一番上になると思うので、ひたすらそこを意識していましたね。目の前のお客様にとにかく焦点を当てて必死にやってきた結果、今の立場になっているのかなと思います。
“秘訣”というより”とにかく頑張る”って感じでした。

−現在ナイトワークの世界で働いている男子スタッフで、上の役職を目指している方に何かアドバイスはありますか?-

被ってしまいますが、とにかく目の前のことをやることが大事ですね。
最初はずっと夜の仕事を続けよう、というのは頭になかったのですが、途中で社員に誘って頂き、そこから気合いを入れてやろうと正社員となり、独立してきたのですが、ただただ、ひたすら目の前にある課題をひとつひとつ解決してきたって感じですね。

−「誰よりも売上げを作ろう」という意識について、東専務はどのようにして自分自身を追い込むことができたのでしょうか?-

「この仕事で食っていく」と覚悟を決められたからだと思います。
幸いにも、強い覚悟を持った良い上司たちが近くにいたことがお手本になっていますね。

長く続けるコツに関して:1人でも良いので話がしやすい上司や同僚がいることは大事かもしれません

長く続けるコツに関して:1人でも良いので話がしやすい上司や同僚がいることは大事かもしれません、の説明

−これまでナイトワークを経験した中で、一番辛かったことはなんですか?-

業務の中で言うと、コロナ第一波の時の対応ですね。
「これからどうなるんだろう」という不安もありましたし、1ヶ月半の休業※もありましたしね。
休業中も会議はしていましたが、先行きが全然見えませんでした。
営業再開に向けて「準備しておくしかないな」と目の前のことをやっていましたが、コロナの蔓延は自分でどうこうできることではないので精神的にも辛かったですね。
営業面では、私が体育会気質なこともあり、肉体的に辛いと感じることはあまりなかったです。
以前働いていた店舗もかなり厳しかったようですが、私は典型的なB型なので、個人的にはあまり辛さや厳しさは感じませんでした(笑)
※TERRACEは2020年4月~5月下旬まで休業

−逆に、これまでナイトワークを続けてきた中で、一番良かったと感じたことはなんですか?-

キャストからでも、お客様からでもそうなのですが、「TERRACEが一番だよね」っていう話を聞けた時は一番嬉しいですね。
すごくありきたりな感じですが(笑)
アルバイトやスタッフが褒められているのもすごく嬉しいですね。
「ホールスタッフの対応がすごくいいね」とか、そんなことを言われるとすごく嬉しいんですよ。

−ハードで辞めてしまう人も多いこの業界ですが、続けられたコツはありますか?-

私は誰とでも分け隔てなく話せるタイプですが、人によって話しやすい、話しづらいがある人もいると思います。
そんな方でも、1人でも良いので話がしやすい上司や同僚がいることは大事かもしれません。
「こういうことがあったんですけど、どうすれば良いですか?」と、パッと相談できる人が周囲に1人いるだけで違うと思います。
私は怒るのがそんなに得意ではないので、普段怒ることは滅多になく、言うべきことを淡々と話す感じで。
接しやすい雰囲気を作ろうとはしてませんが、誰かスタッフが困ったときに相談されるような存在になれたらいいな、とは思っています。

−東専務は、辛いことがあった時はどんな風に気分転換をしていますか?-

今はあまりしないですが、飲みに行ったり遊んだりとかじゃないですかね。
私たちはもう慣れてしまっているのであまり気になりませんが、新しく始める人は「しんどいな」という感覚になる人はなっちゃいますよね。
そういうときは、飲んだり、遊びに行って発散するのが1番だと思います。

−アルバイト時代はどんな風に気分転換をしていましたか?-

死ぬほど飲んでましたね(笑)
今は友人との食事でもオレンジジュースにするぐらいプライベートではお酒は飲んでませんが、当時は死ぬほど飲んで、疲れやストレスを吹っ飛ばしてました(笑)

男子スタッフに関して:面接の段階でハッキリ喋れていたら、お客様の席で何かを聞かれた時でもハキハキと対応できると思うので、そういった面は重視しています

−東専務は今後どのような男性スタッフと働きたいですか?-

見た目はとても大切だと思います。綺麗な身だしなみ、綺麗な履歴書というのは絶対なのですが、営業面で言えばオンオフがしっかりできる人間が一番良いかなと思っています。
営業中は仕事なのでしっかりやってもらって、タイムカードを切った後はどれだけサボってもいいと思います。
営業が終わってからもずっとオンの状態だとしんどいと思うので、その切り替えがしっかりできるか、というのは個人的には大事なポイントですね。
面接の段階では、やる気があるかどうかや、ざっくりとした表面的な部分しか分からないので、少しでも働いてみたいなと思ったスタッフは採用して、働いていく中でしっかり見極めていくという感じにはなりますね。

−面接の中で、採用するしないを判断するポイントはなんでしょうか?-

ハキハキしているかしてないかは大事ですね。
面接の段階でハッキリ喋れていたら、お客様の席で何かを聞かれた時でもハキハキと対応できると思うので、そういった面は重視しています。
同じことをしていてもオドオドしているスタッフと、ハキハキしているスタッフとでは全然見栄えが違うと思います。
万が一ミスをしてしまったとしても、オドオドしていたら「やっぱりそうだよね」となってしまいますが、普段からハキハキしていたら、ミスしても「たまたまだな」と思えてしまうので(笑)

ナイトワークの魅力に関して: 普通のアルバイトや社員をやっていては得られないような貴重な体験や経験をすることができて、人間力を高めることができる

ナイトワークの魅力に関して: 普通のアルバイトや社員をやっていては得られないような貴重な体験や経験をすることができて、人間力を高めることができる、の説明

−2022年のTERRACEとしての目標はなんでしょうか?-

具体的にはまだ決めてはいませんが、ラウンジとして一番になって、ゆくゆくはキャバクラなどナイトワーク業界で一番のお店だよね、と言ってもらえるようになりたいですね。
ラウンジの中ではある程度確立されているとは思うのですが、老舗のクラブであったり、昔からの大きなキャバクラのグループと比べると知名度はまだまだ足りないし、そういう店舗と比べても「やっぱりTERRACEが一番」と言ってもらえるように、スタッフ・キャストのクオリティなど、トータル的にもっと良くしていき、その領域を目指していきたいなと思っています。

−東専務の考えるナイトワークの魅力は、ズバリなんでしょうか?-

働くお店によっても多少変わるとは思いますが、一番最初に誰しもが考えるのは「ナイトワーク業界のお仕事は稼げる!」だと思うんですけど、そこは完全に頑張り次第だと思います。
それよりは、六本木や西麻布という立地もあり、様々な業種の方が飲みに来られており、おそらく普通に生活していたら関わり合うことがないようなお客様の層なので、そういったお客様を接客することにより、普通のアルバイトや社員をやっていては得られないような貴重な体験や経験をすることができて、人間力を高めることができる、のが私はナイトワークの一番の魅力なのかな、と考えます。

−最後になりますが、TERRACEのPRをお願いします!-

社員もそうですが、常に意欲的で、上を目指してやっているところですかね。
本当に頑張っていこうとするスタッフに対しては私たちもしっかり手をかけてあげられるので、意欲的な男性はぜひMEN’S JOBさんを通じTERRACEに面接に来てください!

-六本木・TERRACE 店内風景-

六本木・TERRACE 店内風景の説明
メインフロアは広々としており高級感があります
六本木・TERRACE 店内風景の説明
小物にも気を遣い、高級な家具をふんだんに取り入れています
六本木・TERRACE 店内風景の説明
店内は非常にシックな雰囲気で、落ち着きが感じられる内装となっております
六本木・TERRACE 店内風景の説明
エントランスに向かう通路には、店名のTERRACEの由来となるようなテラスがあります
六本木・TERRACE 店内風景の説明
テラスの中にはジャグジーまで…豪華です
六本木・TERRACE 店内風景の説明
エレベーターを出ると店名のTERRACEのサインが視界に飛び込んできます

著者情報

mens job編集者
大学在学中、池袋、歌舞伎町、六本木でスカウトマンとして活動。
大学卒業後、都内の広告代理店で約7年勤務後、西麻布で会員制ラウンジを運営する会社で約7年間勤務し、幹部社員として活躍。
自社店舗の現場の男子スタッフの生の声を聞き、店舗発展に貢献。
その傍ら、女性キャストの求人サイトの運営に携わり、サイト運営のノウハウを会得し、自身の経験で得た確かな情報により、情報の専門性・信頼性・透明性を高めることで、視聴者、求職者の求める疑問に真摯に向き合い応えていきます。
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