知っているようで意外と知らない人が多いナイトワークの業種。
この記事では、様々な業種が存在するナイトワークの世界でキャバクラ・会員制ラウンジ・クラブについて解説していきます。
いわゆるナイトワークの世界でも王道と呼ばれる業種となりますので、ご興味のある方は、この記事を読んで参考にしてみてください。
キャバクラの特徴とポイント
まず、ナイトワークの業種で最も有名なキャバクラ。女性が男性のお客様の隣の席につき、お酒を飲むお店の代表格と知られているのが、このキャバクラです。
基本的にはどの都道府県にも存在し、どの地域にも大なり小なり店舗がありますよね。
そんなキャバクラも店舗によって趣向を凝らしたサービスを展開しています。
・コスプレキャバクラ
・大学生キャバクラ
・朝キャバクラ／昼キャバクラ
など、キャバクラにも様々な種類の店舗が存在します。
ナイトワークの中でも、割とライトに利用できるものが多く、利用するお客様にとっても敷居を感じさせないのが特徴です。
キャバクラの特徴
働いているキャストも女子大生からＯＬまで幅広い年齢層のキャストが働いています。
基本的には1対1でキャストがお客様を接客し、キャストはドレスやスーツなどを着て接客するものがスタンダードになりますが、お店によってはコスプレ衣装をキャストが着ているお店や大学生専門店などもあります。
営業時間も基本的には～1:00までとなりますが、大学生専門店などは終電までのお店が多かったり、朝キャバクラ/昼キャバクラなどはその名の通り、朝、始発から営業開始のお店や、お昼から営業を開始する店舗もあります。
料金体系は「1時間の席代＋ドリンク代」というシステムの店舗が多く、エリアにもよりますが、そこまで高くない金額設定となっています。
キャバクラのポイント
キャバクラのポイントはそこまで敷居が高い店舗が多くないため、アルバイトとして働く男性の需要が高いのが特徴です。
また、店舗数が多いため様々な求人があり、ウェイターやボーイ、ソムリエ、キッチンや送りドライバー、ヘアメイクなど、多くの職種の男子スタッフ求人が用意されています。
未経験として働くならまずはキャバクラから始めてみることをおすすめします。
会員制ラウンジの特徴とポイント
キャバクラやクラブと比べると比較的歴史が浅いのが会員制ラウンジ。
まだ都心部の一部の限られたエリアにしか存在しなく、会員制ラウンジの存在を知らない男性も多いです。
キャバクラやクラブと比べて何が違うのか説明していきます。
会員制ラウンジの特徴
キャバクラよりも重厚感があり、秘匿性があるものが会員制ラウンジ。
会員制ラウンジはその名の通りお客様は会員にならなければならず、会員にならないと利用できません。
年会費を支払い、店舗から認められないと会員になることができないため、必然的に秘匿性を重視する経営者や大企業の重役、スポーツ選手やタレントなどの業界関係者がメインのお客様となります。
店舗も東京都内の西麻布、六本木、恵比寿、銀座などの高級エリアの一部にしか存在しないのが特徴となります。東京以外のエリアに存在する「ラウンジ」とはここで言う「会員制ラウンジ」とは異なる業態なので注意しましょう。
お店で働くキャストはキャバクラやクラブと比べると若い女性が多く、平均22～25歳程度の店舗が多いです。
また、キャストの衣装はキャバクラのようなドレスなどは用意されておらず、ワンピースなどの綺麗目な私服で働くキャストが多く、お客様はプライベートでキャストと飲んでいる感覚になります。キャバクラのように他のキャスト同士が仲が悪いなどもなく、働く側も気負うことなく働けるジャンルとなります。
料金体系もキャバクラ同様「1時間の席代＋ドリンク代」としている店舗が多いですが、高級エリアにしか存在しないため、金額設定はキャバクラと比べると多少高めの設定となっています。
会員制ラウンジのポイント
土地がら、飲みに来られるもVIPなお客様が多く、キャバクラに比べるとお客様が使う金額も単価が高いため、ウェイターなどの男性スタッフに求められる技術も通常のナイトワークの中でも高いクオリティが求められます。
ただ、接客するお客様が著名人だったり、人脈作りを期待し、働きたいという大学生などのアルバイトや社員希望の男性は多く、東京都内では非常に人気のある業種となります。
また、キャバクラ同様、男子スタッフの仕事も多く、ウェイターやボーイ以外にもソムリエ、キッチンや送りドライバー、ヘアメイクの求人が多数あります。
「キャバクラとラウンジ、男子スタッフの働き方の違いを解説」について詳しく解説している記事になりますので、こちらの記事も併せて参考にしてみてください。
クラブの特徴とポイント
キャバクラや会員制ラウンジよりも高級感に溢れるクラブ。
東京であれば銀座や六本木、大阪であれば北新地が有名ではありますが、キャバクラや会員制ラウンジとの違いを説明していきたいと思います。
クラブの特徴
クラブにはキャストとは別で、『ママ』と呼ばれる女性が必ず存在する業種になります。
基本的にキャストはママのお客様を接客することがほとんどです。
格式高いお店が多く、店内もどこか高級感に溢れているところが多いです。そのため、お客様にも落ち着いた人が多く、大学生のお客様などはほとんど来店しなく、お客様の年齢層が高いことが特徴です。
キャストもキャバクラや会員制ラウンジと比べると若干年齢層は高く、衣装はキャバクラ同様ドレスやスーツを着たキャストが接客します。
また、料金体系も「席代＋ボトル・飲み物代」というシステムの店舗が多く、比較的高めの設定となっています。
クラブのポイント
男性が行う仕事もキャバクラ・会員制ラウンジ同様多数求人がありますが、男子スタッフはキャバクラや会員制ラウンジと比べると、より品格が求められます。
キャバクラや会員制ラウンジなど他の業種よりも髪型や言葉遣いを気にしなければならないジャンルのお店です。
一流の「礼儀」「マナー」「気遣い」を学びたい方にはおすすめできる業種となります。
「銀座のクラブやキャバクラで働くウェイターの独自の風習」について詳しく解説している記事となりますので、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
まとめ
この記事では、「キャバクラ」「会員制ラウンジ」、「クラブ」といったナイトワークの業態について解説していきました。ナイトワークには他にもまだいくつかのジャンルの業種が存在します。
業種によって、お客様やキャストの雰囲気、働き方が変わってくるので、慎重に業種・お店は選びたいものですね！
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MEN’S JOBでは男性がナイトワークで働くための仕事内容や、求められるスキルなどを詳しく解説している記事も多数ありますので、こちらを参考にして、「自分がどういったお店に合っているのか？」をしっかり考えながら決めてみましょう♪
